やはり検討されていた!宿毛NLP誘致
米軍基地再編にかかわり、岩国基地の艦載機の夜間離発着訓練の候補地として宿毛市があがっていたことを毎日新聞が報道している
「政府は広島県・大黒神島や鹿児島県・馬毛島、高知県宿毛市周辺を水面下で検討したが、地元の反対などで頓挫」
米軍厚木基地:艦載機訓練場選び難航 「岩国移転」遅れる恐れ 毎日6/29
この問題では、ミサイル艦の連続入港や香南市での自衛隊基地拡張、普通科連隊配属とあわせ「高知の軍事化を許すな」と県議会、宿毛市議会での論戦、学習会の開催などとりくんできたが、すばやい反対が「計画の頓挫」においこんだことになる。
在日米軍再編は、全体がつながっており、一カ所で頓挫させると全体構想を頓挫させることになる。地域のたたかいであるとともに、日本全体にかかわる平和のたたかいである。
高知の軍事化を許すな 小泉親司さんの報告 08/06
高レベル廃棄物処理施設の誘致の問題もそうだが、地元の大臣経験者の国会議員が、「高知の浮上には、核施設、米軍基地などみんなが嫌がるものを誘致するしかない」と県に直言している(05年4月、県と地元選出国会議員の意見交換会)だけに、今後も警戒が必要だ。
【米軍厚木基地:艦載機訓練場選び難航 「岩国移転」遅れる恐れ 毎日6/29】 【ワシントン共同】米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機が東京・硫黄島で暫定実施している陸上空母発着訓練(FCLP)をめぐり、日本国内の恒常的な訓練施設の選定が在日米軍再編合意で当面の目標期限とされた7月までに間に合わないことが28日までに分かった。 日本政府は既に米側に状況を通知。同時に米側が要求していた岩国基地(山口県)から180キロ以内の選定を拒否し、候補地探しの範囲を広げ始めた。 複数の日米関係筋が明らかにした。FCLPは夜間発着訓練(NLP)も含み、深刻な騒音被害をもたらすため、選定は難航が必至。米側の不満は強く、厚木から岩国基地への艦載機移転自体が遅れる可能性も出てきた。 2006年5月の米軍再編に関する日米合意は、FCLPに関し「恒常的な施設を09年7月またはその後のできるだけ早い時期に選定する」とした。政府は広島県・大黒神島や鹿児島県・馬毛島、高知県宿毛市周辺を水面下で検討したが、地元の反対などで頓挫。防衛省の地方協力局や海上自衛隊は幅広く候補地を模索している。
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