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「核密約はある」政府官僚が証言/共同通信

 アメリカで公開された公文書で数々の証拠があがっていたが、今度は、複数の外務次官経験者が「核密約」について証言したことを共同通信が配信している。
核持ち込み密約、外務次官ら管理 首相、外相の一部に伝達 共同5/31
 以前少し核密約について書いたが・・・
イージス艦入港と核密約
 折しも北朝鮮の核開発問題・・・ 日本が、廃絶を迫る大義を掲げるためには、ハッキリさせておくべき問題である。

 それまでの合意はある。その合意の違反であることは明白だ。しかし、「なせうちだけが持ってはいけないのか」という根本的な問いへの明確な答えが必要だ。「イスラエルの核は黙認しているではないか」にも… それには核兵器の廃絶しかない。 

【核持ち込み密約、外務次官ら管理 首相、外相の一部に伝達 共同5/31】 1960年の日米安全保障条約改定に際し、核兵器を積んだ米軍の艦船や航空機の日本立ち寄りを黙認することで合意した「核持ち込み」に関する密約は、外務事務次官ら外務省の中枢官僚が引き継いで管理し、官僚側の判断で橋本龍太郎氏、小渕恵三氏ら一部の首相、外相だけに伝えていたことが31日分かった。 4人の次官経験者が共同通信に明らかにした。 政府は一貫して「密約はない」と主張しており、密約が組織的に管理され、一部の首相、外相も認識していたと当事者の次官経験者が認めたのは初めて。政府の長年の説明を覆す事実で、真相の説明が迫られそうだ。 次官経験者によると、核の「持ち込み(イントロダクション)」について、米側は安保改定時、陸上配備のみに該当し、核を積んだ艦船や航空機が日本の港や飛行場に入る場合は、日米間の「事前協議」が必要な「持ち込み」に相当しないとの解釈を採用。当時の岸信介政権中枢も黙認した。 しかし改定後に登場した池田勇人内閣は核搭載艦船の寄港も「持ち込み」に当たり、条約で定めた「事前協議」の対象になると国会で答弁した。 密約がほごになると懸念した当時のライシャワー駐日大使は63年4月、大平正芳外相(後に首相)と会談し「核を積んだ艦船と飛行機の立ち寄りは『持ち込み』でない」との解釈の確認を要求。大平氏は初めて密約の存在を知り、了承した。こうした経緯や解釈は日本語の内部文書に明記され、外務省の北米局と条約局(現国際法局)で管理されてきたという。

もっと知りたい ニュースの「言葉」
事前協議(2004年9月25日)
1960年の日米安保条約改定、調印の際、両国政府が第6条(米軍による施設・区域使用)に関して交わした交換公文で定めた制度。在日米軍基地使用に対する日本側の発言権確保などが目的で/(1)/日本への米軍配置の重要な変更/(2)/米軍装備の重要な変更/(3)/日本からの戦闘行動のための基地使用―が協議対象。日米両政府は日本への核兵器貯蔵は/(2)/に当たると確認。/(3)/の場合、日本から直接出撃しなければ「移動」と定義することで適用されない「抜け道」があり、過去に事前協議の実施例はない。


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