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産経 共産党が気になる?  

産経さんは何が言いたいのか・・・
【選挙 ウワサの真相】共産党がアンチ公明で奇跡を狙う…らしい 産経5/10 先日は、ブームで党員が増えていると記事にしたり・・
共産党メディア露出で党員増加 「蟹工船」ブームが後押し
 これも、政治の激動期のなせることなのでしょう。

 それにしても拓殖大の先生・・・野党が分裂で自民党を利するとは・・・政治の中身ではなく、政局がらみで共産党に難癖。
 二大政党づくりが、財界奉仕の政治を続けるための安定装置というのは、具体的事実をつみあげれば明確なのに・・・公明党の本質も同じ。

 要は、何を言っているかでなく、どんな行動をとってきたかで判断されるべきである。

 支持率というのが記事にも出ているが、医療関係、農業従事者、中小企業、商店街など話せば、どこでも要求、政策では一致する。この合意を結果に出したい。
 

【選挙 ウワサの真相】共産党がアンチ公明で奇跡を狙う…らしい 産経5/10  「平和と福祉」を看板に掲げる公明党と共産党。政党支持率がほぼ同じで、支持層が重なることでも知られる。そこに異変が起きた。不況を背景に共産党が「蟹(かに)工(こう)船(せん)ブーム」を巻き起こし、無党派層に食い込み始めたからだ。余勢を駆って、公明党の支持母体「創価学会」に反発する「アンチ学会層」や、創価学会員そのものにも秋波を送り始めた。果たして、この作戦の行方は…。   □  ■  □  公明党幹事長の北側一雄が立候補を予定する大阪16区(堺市の一部)。連立のパートナーに議席を譲るべく自民党は候補者を立てていないが、そこに、かつてない逆風が吹いている。  対抗する民主党新人で元大阪府議の森山浩行と、共産党新人で元同府議の岸上倭文樹(しずき)が、公明党批判のボルテージを上げているからだ。  岸上事務所に聞き慣れない電話がかかってき始めたのは、麻生内閣の支持率が低迷した今年始めのころ。自民、公明両党の支持者と思われる人から、政権批判の声が寄せられたという。  岸上陣営関係者がいう。「政府・与党は100年に1度の不況のなかで無為無策だ。自民や公明を支持してきた人たちの中からも、共産党にかける期待の声が日増しに増えている」  どれほどの支持が動いているかはつかめないが、「今までと明らかに反応が違う。医師会関係者や郵便局長会などからも連絡が来る」という声を聞くと、ひょっとしてと思う。  そして岸上陣営は禁断のセリフを吐いた。  「公明党が主導した定額給付金制度には、創価学会員からも『こんなアホな経済政策はない』と批判が寄せられているんです」  公明党への「宣戦布告」である。  当然、北側は危機感を高める。「お国入り」を繰り返し、有権者からも「小さな祭りなのに北側さんがあいさつに来ていた。今までなかったのに」と驚きで迎えられている。こちらは防戦一方だ。  実は、共産党大阪府委員会は、自民党や公明党の支持層を直接取りこもうと戦略を描いている。商店街や農業関係者で、従来の自民支持層に直接働きかける積極策だ。  同党府委員会の幹部は強気だ。「自公政権は打算と野合の結果。定額給付金は選挙買収だ」   □  ■  □  公明党代表の太田昭宏の地元、東京12区(北区、足立区の一部)でも変化がある。  ここは、民主党代表の小沢一郎が岩手4区から「国替え」するのではないかと話題になった選挙区だが、いまだ民主党が候補者を擁立していないことが、奇妙な構図を作り出した。自民党が公明党配慮で候補者を擁立しないため、このままなら「公明党対共産党」の一騎打ちになるからだ。  共産党新人の池内沙織の戦略は「公明党批判」一色だ。主戦場は、選挙区内に約2万2000戸ある都営住宅。ここで、公明支持層を切り崩そうとする。  比較的所得が低く高齢者も多い都営住宅。ここには創価学会員も多いという。陣営は一軒一軒回って、生活への不満を聞き出す。  池内陣営の自信はこんな言葉にも表れる。  「公明党は与党だから相談しても、らちが明かないこともある。おかげさまで共産党は『最後の受け皿』といわれてます」  共産党は民主党支持層にも手を伸ばす。  「民主党の福祉や中小企業支援策は結局は自民党と同じ。そういう不満を持っている人が共産党支持に来る」。陣営幹部はそう話す。  大阪の北側と同じく、太田陣営の危機感も強い。「北区、板橋区で中選挙区制だったときは自民、公明、共産3党で議席を分け合っていた。もともと共産党に票がある」  拓殖大海外事情研究所の助教、丹羽文生は「2つの政党は、困った人に熱心に手を差しのべることが共通点」と解説する。そして付け加えた。  「だが、皮肉なことに、両党とも自民党を利する点でも共通している。公明党は連立を組むことで自民党を助け、共産党は野党票を分散させることで自民党を助けている」 =敬称略 (勝田康三、安岡一成) ◇  データBOX 公明党と共産党の政党支持率は、報道各社の世論調査で、ともに2~4%を行き来し、ほぼ変わらない。4月25、26両日に実施した産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査でも、支持率は公明党が3・0%、共産党が2・9%とその差はわずか0・1ポイント。麻生政権発足以降の7回の調査では、2月に一度、共産党が公明党を上回った以外は、公明党が共産党を制した。  ただ、昨年暮れから共産党ブームがいわれると、公明党幹部は「ピリピリ」。支持率の上下に一喜一憂したとか。
【共産党メディア露出で党員増加 「蟹工船」ブームが後押し 5/4】  共産党の志位和夫委員長のメディアへの登場機会が急増している。プロレタリア文学を代表する小林多喜二の小説「蟹(かに)工船」ブームに乗って、新規入党者数が増え続けていることなどに各メディアが注目しているとみられ、4月には英BBC放送など海外のテレビ局の取材も相次いだ。入党を希望する若年層も増え、これまで体験したことのない「メディア効果」に、党関係者は驚いている。(原川貴郎)  志位氏がテレビ出演するのはこれまで、NHKの「日曜討論」など、各党党首が横並びで登場する番組などに限られていた。しかし、今年は4月までに海外を含め、テレビ番組の出演・取材が計11本、雑誌のインタビュー掲載は計8本に上った。  1月には日本テレビの情報番組「ラジかるッ」や、作家の村上龍氏がインタビュアーを務めるテレビ東京の「カンブリア宮殿」に登場するなど、「従来はお声がかからなかった番組」(党関係者)にも登場し、3月にはインターネットの動画サイト「ニコニコ動画」にも生出演。雑誌も「財界さっぽろ」「BOSS」に取り上げられるなど、登場メディアの幅が広がっている。  共産党は昨年から、メディアへの露出機会を増やす作戦を積極的に展開してきた。しかし、ほとんどはメディア側からの出演要請だといい、党関係者は「派遣切り問題などへの取り組みや、当面はルールある資本主義づくりを目指す党の主張が注目されているのだろう」と分析している。  最近は「テレビなどで共産党の主張を知り、入党を希望する若者が多い」(関係者)こともあってか、新規入党者数は4月だけで1200人に上り、対前月比で18カ月連続の増加となった。

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