ロケットとミサイル
外交のもっとも確かな力は「大義」だと思う。声高に、ナショナリズムを煽るのは、昔からの統治戦略だが、現段階の表現を、「ロケット」とするか「ミサイル」とするか… 真に地域の安全保障を考えているかどうかが問われている問題だと思う。
「CNNをはじめ主要英文メディアはrocketと表現しているものが多い。日本のマスメディアがミサイルであると断定的に報じているのは異様である」と各報道を比較しているウェブサイトがある。
ロケットをミサイルと言い換えて報じる日本のマスメディア 日刊ベリタ
CNN日本語版の報道は
「北朝鮮は、『人工衛星』名目で近く打ち上げるロケットへの燃料注入を開始した。米軍上級幹部が1日明らかにした。早ければ今週末と予想されているロケット打ち上げは、準備の最終段階に入った可能性が浮上している。 」
それが、日本のマスコミを通すと、ことごとくミサイルに変わっている・・・というもの。
落下予定地域の操業する漁民のみなさんをはじめ市民の不安の表情が報道されている。
そう思うと、ガザやイラクもアフガニスタンで暮らす民衆の不安と怒りはいかばかりかと思う。パキスタン国境では、無人爆撃機での誤爆や民間人の巻き添えが絶えない。
米軍無人機が攻撃、子ども含む13人死亡 パキスタン 朝日4/4
ビデオ: ガザの子どもたち RUK NEWS
「強気」の姿勢を見せた時に、国内で政府の支持率が一時的に上がる・・・ いっとき9割台の支持を得たブッシュもそうだったし、イスラエルも。戦前の軍部の暴走は、好戦的主張の新聞がよく売れるという悪循環の中ですすんでいった。 それも現実である。
しかし、やはり、時間はかかっても、軍事的対応でない解決に全力を傾注しないと、と思う。
« 複眼で考える 北朝鮮「ロケット」 | Main | 小池晃さんに聞く 時事・ビデオ »
「平和・憲法問題」カテゴリの記事
- 高市発言の深刻さ 日中共同宣言(1972)の再確認(2025.12.07)
- 「台湾有事」参戦 安保法制の本質を示した高市発言 メモ(2025.11.29)
- 地方議員学習交流会2025年11月(2025.11.17)
- 核戦争 危機の瞬間 「幸運」はいつまで続くか?(2025.11.06)
- 2025年8月 地方議員学習交流会 資料 (2025.09.08)
「マスコミ論」カテゴリの記事
- 国連「ビジネスと人権」部会・訪日調査・声明 11分野で、政府・企業に国際水準の行動求める(2023.08.13)
- 「戦争プロパガンダ10の法則」 ~ 今こそ学ぶべき警告(2023.01.16)
- 〈全国行動声明〉 日本政府および日本メディアは日本軍「慰安婦」訴訟判決を正しく受け止めよ 1/14(2021.01.18)
- 核禁止条約発効へ 「被爆国」の役割指摘 地方紙社説(2020.10.26)
- 学生食料支援 高知新聞の「残念」な報道(2020.10.24)


Comments