中米に新たな左翼政権 エルサルバドル
かつて「アメリカの裏庭」と言われた中南米で、さらに新たな左翼政権が誕生した。病院、通信などの民営化と輸入自由化、そして消費税増税をすすめた新自由主義路線、中南米で唯一イラクへ派兵する対米従属が、転換の基礎にあるのこと。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090317k0000m030074000c.html
エルサルバドル:左派が政権奪取 フネス氏が大統領選勝利 毎日3/17
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090316-OYT1T00632.htm
中南米に新たな左派政権、エルサルバドル大統領にフネス氏 読売3/16
「中米諸国では、ニカラグアで元左翼ゲリラ政党のサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)が07年に政権に返り咲いた。このほかグアテマラが昨年に中道左派政権になり、ホンジュラスも昨年からキューバ、ベネズエラに接近するなど、左傾化が続いている」(毎日)
中南米の左翼政権は16カ国目。南米の変化が中米にもひろがっている。
【エルサルバドル:左派が政権奪取 フネス氏が大統領選勝利 毎日3/17】
【メキシコ市・庭田学】中米エルサルバドルの大統領選が15日投開票され、野党で元左翼ゲリラ政党のファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)が擁立した元テレビキャスター、マウリシオ・フネス氏(49)が当選を決めた。92年の内戦終結後、FMLNが政権に就くのは初めて。ラテンアメリカのいわゆる「左傾化現象」が同国にも及んだ格好だ。
選挙最高裁の中間集計(開票率99.38%)によると、得票率はフネス氏が51.30%、一騎打ちとなった与党・民族主義共和同盟(ARENA)の元国家文民警察長官、ロドリゴ・アビラ氏(44)が48.70%。
フネス氏は同日夜の勝利宣言で「私は社会正義の大統領、確かな変革の大統領になりたい」と決意を表明。「報復を過去のものとする時が来た。我々は今夜、新たな和平、和解にサインしたのだ」と国民に呼びかけた。新大統領の任期は6月1日から5年。
一方、アビラ氏は敗北を認めた。ARENAは89年から政権を維持していたが、国民は長期政権からの変化を選択した。
エルサルバドルで左派系政権は初めて。FMLNは7万5000人が死亡した内戦(80~92年)の後、合法政党になり現実路線を追求。「変革」を訴えたフネス氏は、貧困や格差の解消を公約に掲げ、新自由主義経済の失敗も指摘するなど左派らしさを見せる。一方で、米国との良好な関係を継続する姿勢を示しており、ブラジルの中道左派、ルラ大統領のような穏健路線を目指すとみられる。フネス氏自身、ベネズエラ、ニカラグアのような急進姿勢は取らないと発言している。
中米諸国では、ニカラグアで元左翼ゲリラ政党のサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)が07年に政権に返り咲いた。このほかグアテマラが昨年に中道左派政権になり、ホンジュラスも昨年からキューバ、ベネズエラに接近するなど、左傾化が続いている。
【中南米に新たな左派政権、エルサルバドル大統領にフネス氏 読売3/16】 【リオデジャネイロ=小寺以作】中米エルサルバドルで15日、任期満了に伴う大統領選の投票が行われ、即日開票された。 選挙最高裁判所(中央選管)の中間発表(開票率90・8%)によると、旧左翼ゲリラ政党の野党「ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)」から出馬したテレビキャスター出身のマウリシオ・フネス候補(49)が、51・3%の票を獲得。「当選者として、多くの国民が恩恵を受けられるようにしたい」と勝利宣言した。 1980~92年の内戦で、米国が支援する政府軍と激しい戦闘を繰り広げたFMLNが内戦終結後、初めて政権を握ると同時に、中南米に新たな左派政権が誕生することにな (2009年3月16日13時50分 読売新聞)
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