非正規失業 19万人 厚労省
雇用悪化に歯止めがかからない。内需を冷え込ませ、社会の安定を崩壊させる大企業の行為に、歯止めをかけなくてはならないのだが・・・
非正規19万2000人失職 厚労省調査 共同
非正規労働者の雇止め等の状況について 厚労省ml
厚労省の報告を見ると、バ半分近く七万人以上が、中途解除、解雇である。また、3%あまりが住む家を失っており、数千人がホームレスとなっている。
都市部の住居喪失者のサポートセンターは満杯に近いとの報道があるが、年度末を迎え、いっそうの問題が深刻化しそうである。
政府の自治体の雇用対策はどれも短期であり、「のど元すぎれば・・・」という国民をバカにしたような対策である。一次産業とか、中小企業のものづくりとか、社会保障、公務労働という、本質部分には、少しも踏み込んでない。雇用悪化の元凶・・大企業に対する姿勢もなってない。
献金はをもらっていては出来るはずがない。
それが、自民、民主の「政治と金」問題と、くらしの接点だと思っている。
非正規19万2000人失職 厚労省調査 共同 企業の大規模な人員削減などによって昨年10月から6月までに職を失ったり、失う見通しの派遣社員ら非正規労働者が19万2061人に達したことが31日、厚生労働省の調査で分かった。昨年10月から3月までの失職者を調べた2月の前回調査より21・7%増加。正社員のリストラも加速、昨年10月から4月までの失職者は1万2502人で25・4%増だった。 今春卒業で、企業から採用内定を取り消された高校生や大学生らは過去最悪の1845人で、2月調査より17・2%増加した。 政府は雇用情勢の悪化を食い止めるために追加経済対策で雇用創出策や安全網整備を打ち出す方針。しかし世界的な景気減速による企業業績の落ち込みは一段と深刻化する見込みで、政策対応は後手に回っている。 失職する非正規労働者のうち、派遣社員が12万5339人と65・3%を占めた。契約社員は3万9195人、請負社員は1万5556人だった。 月別では、3月の失職が3万6844人と、2月調査の約1・9倍に増加。最も多い月は昨年12月の4万8111人だった。 派遣契約の中途解除で派遣先の仕事を失った人のうち、新たな就職先の確保などで雇用が維持された派遣社員は3210人で、動向が判明した人の10・5%にとどまった。
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