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派遣村 政務官の暴言

 大規模な派遣切りは、雇用の規制緩和と大企業にモノの言えない政治による「政治災害」であり、「派遣村」は「路頭に迷う人々に率先して救いの手を差しのべようとはしない政府や自治体の姿も浮き彫りにした。」
 今こそ政治の出番である。ところが、政府の中枢の人物が「まじめに働こうとしているのか」の暴言。こんな政治家がいるから、今のような深刻な事態が生まれたのだろう。
派遣村、まじめに働こうという人なのか?と坂本総務政務官 読売1/5
社説:年越し派遣村 今度こそ政治の出番だ  毎日1/6

派遣村、まじめに働こうという人なのか?と坂本総務政務官 読売1/5  坂本哲志総務政務官(自民、衆院当選2回)は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかな、という気もした」と述べた。  さらに、「『(厚生労働省の)講堂を開けろ』『もっといろんな人が出てこい』(と要求される)。学生紛争の時に『学内を開放しろ』『学長よ出てこい』(と学生が要求した)。そういう戦術、戦略がかいま見える気がした」と語った。  坂本氏は地元の熊本県では厳しい経済状況の中で助け合っているとしたうえで、派遣村のあり方に触れた。  民主党の小沢代表、国民新党の綿貫代表ら両党幹部は5日夜、都内で会談し、坂本氏への辞任要求も視野に、発言の責任を追及することで一致した。
社説:年越し派遣村 今度こそ政治の出番だ  毎日1/6  東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に男性(55)がたどり着いたのは年明けの2日。それまでの3日間、上野公園で野宿したが、新聞で村のことを知った。群馬県の自動車部品工場の期間従業員だったが、昨年10月に景気悪化を理由に突然契約を切られ、職を探しに上京した。  「テントで寝ることができ、1日3食。本当にありがたい。人間の温かさを感じました」。男性は5日、村の撤収とともに次の宿泊場所となる東京都の施設に移動した。そこで新たな仕事探しを始める。「地方にもこうした動きが広がってほしい」と男性は願う。  派遣村は、仕事と住まいを失った派遣社員や期間従業員らを支援しようと、NPO法人や労働団体などでつくる実行委員会が開設した。12月31日~1月5日の期間中、村に入った労働者は約500人と、実行委の予想をはるかに上回った。茨城から歩いて来た人、自殺しようとしたばかりの人もいた。昨年秋以降急増する「非正規切り」の深刻さを改めて痛感する。  実行委の要請に応じ、厚生労働省は講堂を宿泊場所に提供する異例の展開も見せた。使用期限が切れる5日以降が心配されたが、都や区の計4施設で当面の宿泊が認められ、食事も用意されることになった。ひとまず、ほっとする思いだ。  集まった労働者の多さだけでなく、1700人近くがボランティア登録し、支援活動に当たったことも大規模被災地救援を除けば前例のないことだ。「何か自分にできることはないか」と高校生や高齢者も参加した。多くの労働者たちが人の善意をかみしめた。派遣村の体験を今後、各地の支援につなげたい。  派遣村は、路頭に迷う人々に率先して救いの手を差しのべようとはしない政府や自治体の姿も浮き彫りにした。厚労省も都も、公園のテントでの寝泊まりを認識しながら実行委が働きかけるまで、宿泊施設を用意するような動きはなかった。行政は支援を民間に任せて後手に回ってきたことを率直に反省してほしい。  行政が早急に支援しなければならないのは、もちろんこの500人だけではない。各地で、仕事探しに加え、住居確保、生活保護の手続きなど、きめ細かな支援を速やかに行うべきだ。  抜本的な雇用・住宅対策を講じるのは、政治の役目だ。何よりも、企業による非正規切りの横行を許さない制度づくりが急務だ。舛添要一厚労相は「個人的には」と断りながら、派遣を製造業にまで解禁した現行制度に疑問を呈し、見直しの検討に言及した。言葉だけでなく、実行に移してもらいたい。  それにしても、派遣村の人々について坂本哲志総務政務官は「本当にまじめに働こうとしているのか」と述べた。深刻さを理解しない発言が政府内から出ることにあきれるばかりだ。

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Comments

いろいろ意見があるかと思いますが、先日TBSの某番組で
新党日本の田中康夫氏も同様の発言をされてます。

「ホントの派遣切り」に遭った人と、「元々のプーさん」が
混ざっていて「プロ」が「煽っている感じ」も……ですって。

もちろん企業の一方的な都合で、派遣契約を打ち切るのは
道義的に問題があると思いますが、

派遣村に居た人の中には、
テントを張るボランティアに対して
自分は全く手を出さず見てるだけで
「オイッ!サッサとやれよ!」とか
「責任者出てこいよ!」と罵倒して煽っていたり、
全部が政治・行政の責任だ!
だから俺たちはしてもらって当然だ!
という態度で居座った輩も居るわけです。

繰り返しますが、本当の派遣切りで突然職を
失った方には支援措置があって当然だし、
派遣村程度で何かをやったことにはならないと思う。
根源的な改善を図りつつ、厚い支援をしてもらいたいと思います。

しかし便乗して、年越しを温かい布団で過ごしたいだけの
「働く気が無い」人間も居たのは事実です。
そして、そういう人が周りを煽って騒いでいたりするわけです。

そういう事実を伝えず、発言だけを切り取って喧伝して、
政局の材料にしようとすることの方が
よっぽど雇用問題を真剣に考えて無いと言いたい。

こうした発言だけを切り取って揚げ足取りばっかりするから、
政治家不信が増幅されてしまうのでしょう。

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