「宗教人との懇談会」開催へ
幅広い方々との交流・共同ということで、3月3日、「宗教人と日本共産党の懇談会」(午後2時、共済会館)を開催する。
仏教、神道、キリスト教など宗派の違いをこえて、平和が社会の問題について語り合い、また、布教も含めた信教の自由を将来にわたって守る日本共産党の立場も理解してもらおうという集会。
今、宗教者の方々を訪問し対話をすすめているが、趣旨への賛同が広がっている。
真言宗弘法寺、若宮八幡宮、高知大神宮、天理教山田分教会、日本基督改革派教会、立正佼成会高知教会など新年に入り、数十の宗教者の方々を議員さんらが手分けして訪問。
そもそも多くの宗教は、人々の苦しみからの解放や不殺生・平和を理念としているのだから、響き合わないわけがない。長時間の話になるところも結構ある。
趣旨に賛同し、呼びかけ人になってくださる方、パンフを購入してくださる方、まわりの人を誘って参加しますと言われる方など・・・
「政治と宗教を分離すべき」「妻はテレビを見て共産党が一番スジが通っていると言っている」「神道政治連盟の結成を上から指示されたときに、いろんな立場の人がいると高知は最後まで抵抗した。」
様々な声がよせられている。
訪問の中で、思った通り、「共産党は宗教を否定しているのでは」「宗教はアヘンだ、と言っているのでは」という声も寄せられる。これは誤解を解くいいチャンス
宗教については、憲法の立場を守り抜くのが方針。また、実際、参議院で党副委員長だった故小笠原貞子さんはクリスチャン。宗教家の党員も少なくない。
アヘンについては、マルクスが25歳の時の言葉。
「ヘーゲル法哲学批判序論」の中に、「宗教は逆境に悩める者の嘆息であり、また、それが魂なき状態の心情であると等しく、無情の世界の感情である。つまり、それは民衆のアヘンである」とあるが、政治権力と結びついた当時のキリスト教が民衆の苦難、不満をおさえ、支配を保つ役割を果たしていることを批判しているものである。尚、当時のアヘンは、痛み止めの薬でもあり、その意味で使われている。
民主的な政治が開花したとき、宗教は、個人の内面の充実という役割を、さらに純化した形で発揮すると個人的には思っている。
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