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「年越し派遣村」と品川正治氏の言葉

 「派遣切り」で仕事と住まいを奪われる被害者の相談と炊き出し、簡易宿泊を提供する「年越し派遣村」が開設される。関係者の熱意に頭が下がります。反貧困ネットワークの宇都宮弁護士が名誉村長。
生活危機:08世界不況 広がる労働者への「支援」 公園に「年越し派遣村」 毎日12/30
「年越し派遣村」日比谷公園に31日開村 食と住居提供 朝日12/30
京・日比谷公園に「年越し派遣村」開設、失職者を支援 読売12/29
日比谷公園で年越し派遣村=弁護士らの相談、食事などで支援 時事12/29

 もやいの湯浅誠さん(派遣村村長)が「企業はこの寒空に寮から人を追い出している。命に関わる問題で、企業の社会的責任を問いたい。企業の人たちは、非正規労働者も人間だと学んでほしい」(赤旗12/30)と語っている。
 
 派遣村開設のブログに寄せられた声・・・連帯の力ですね。
  派遣法の抜本改正をめざす共同行動のBlog

 昨日の「朝日新聞」に「耕論─雇用危機の姿」という特集の中で、経済同友会終身幹事で国際開発センター会長の品川正治さん述べている内容は、湯浅さんの言葉と共鳴している。

 品川氏は 「非正規労働者を調整のための『物』と見なす風潮の横行に今年、労働者の危機感は高まった。小林多喜二の『蟹工船』が若い人たちの間で話題となり、『搾取』という古い言葉が議論に欠かせなくなった。労働者の危機感は現実となり、いまや『路頭に迷わせるな』というこれまた古い言葉が、切実さをもって復活している」
 「経営者は本来、資本家のためだけではなく、従業員や代理店などすべての利害関係者のために仕事をするものだ。いま、職と家を失った非正規労働者の受け皿を、他の企業や自治体が用意する動きが急速に広がっている。彼らは人間の目で、人間を見ている。あなたには見えますかと、経営者に聞くとよい」。

 それにしても、 「多様な働き方」「働き方の自由」の名のもとに財界がすすめた労働の規制緩和で若者が使い捨てにさせらた。その財界が今、「自由に保育所を選択できる」と公的関与をはずし、直接契約による保育の規制緩和をすすめようとしている。年明けにかけてがたたかいの山場となる。
 日経が“こんなときだから規制緩和を”と社説で書いていたが、今度は、子どもを、利潤追求の道具にしようとしている愚行を許すわけにいかない。

 
◆以下「反貧困でつながろう」HPなどより
 「派遣切り」が集中する12/31及び直後の退寮日は、相談窓口となるハローワークが開いていません。ハローワークが閉まっている12/31から1/4までの相談窓口を開設し、あわせて住まいを奪われた労働者のための緊急食事対策・住居対策を実施します。
 1/5(月)には、厚生労働省への要請、国会請願デモなどを計画しています。

・日程:12/31(水)~1/5(月)
・場所:霞ヶ関、日比谷周辺
・活動:
(1)相談活動(労働相談・住居相談・生活相談…)
相談活動:12/31(水)~1/4(日)13:00~18:00
(2)食事対策(朝・昼・晩の炊き出し)
(3)住居対策(ハローワークが開く1/5までの簡易宿泊)

・主催:「派遣村」実行委員会
 事務局:全国ユニオン03-5371-5202
 年越し派遣村の臨時電話(090・3499・5244、1月5日まで)。

・物資カンパ宛先
160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13MKビル2階
全国ユニオン「派遣村」実行委員会

・寄付口座
みずは銀行銀座支店(普通)269296
「派遣村寄付金口座 弁護士 棗一郎」 (なつめ・いちろう)

【生活危機:08世界不況 広がる労働者への「支援」 公園に「年越し派遣村」 毎日12/29】  ◇あすから相談、炊き出し--東京・日比谷  年末までに解雇され、寮の追い出しなどで行き場のない派遣労働者を支援しようと、労働組合や市民グループなどが31日から1月5日まで、東京都千代田区の日比谷公園で、労働相談「年越し派遣村」(村長、湯浅誠・NPO自立生活サポートセンターもやい事務局長)を実施する。  同派遣村は、ハローワークが業務を停止する年末年始に労働相談をするほか、炊き出しなどで食事を提供し、寝場所の確保などの対策を行う。労働組合や市民団体、弁護士など約20組織が実行委員会を作り実施する。  29日に会見した湯浅さんは「寒い年末に派遣切りされた労働者は命の危険にさらされている。役所も閉まり行き場のない人たちの命を支える活動として取り組む」と支援を呼びかけた。労働問題に取り組む棗(なつめ)一郎弁護士は「愛知県在住の過労死遺族から『これ以上ひどい働かされ方がまかり通らないように』と10万円のカンパが寄せられた。飲料水や資金のカンパをお願いしたい」と訴え、大道芸人や音楽家の参加も呼びかけた。  カンパ、ボランティアなどの問い合わせは、30日までは全国ユニオン(03・5371・5202)、期間中は臨時電話(090・3499・5244)へ。
【「年越し派遣村」日比谷公園に31日開村 食と住居提供 朝日12/30】  急激な雇用環境の悪化の中で迎える年末年始。「派遣切り」などで仕事と住居を失った労働者らに、食事と寝泊まりできる場所を提供しようと、労働組合や支援団体などが31日~1月5日、東京・日比谷公園に「年越し派遣村」を開村する。期間中には、労働、生活相談なども実施する。支援者らは「非正規労働者の命を守り、声をすくい上げる場にしたい」という。  連合や全労連、全労協などの労働組合や反貧困ネットワークなど約20団体が参加する。労働・社会保障行政への批判を目に見える形で伝えようと、厚生労働省前の日比谷公園を開催地にした。  31日午前10時に開村式。1月4日までの午後1~6時、弁護士らが相談に応じるほか、朝昼晩の食事(5日朝食まで)も200人分を用意。寮などを追い出された人のために寝泊まりできる場所も提供する。明るく新年を過ごそうと、もちつきやたこ揚げ大会といったイベントも企画しており、実行委では「ボランティアはもちろん、ストリートミュージシャンや大道芸人の参加も大歓迎」という。  29日、同公園内で会見した、「村長」就任予定の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長は「年末年始は、仕事もなく、役所も不動産屋も閉まる、ないないづくしの期間。困ったら、まずは相談に来て欲しい」と呼びかけた。
【東京・日比谷公園に「年越し派遣村」開設、失職者を支援 読売12/29】  失業と同時に住まいをなくした派遣労働者や期間従業員のため、31日~1月5日朝まで東京・日比谷公園で「年越し派遣村」が開設される。  非正規労働者を支援している労働組合やNPO法人などでつくる実行委員会の主催。  31日~1月4日の午後1時~同6時、弁護士が労働相談や生活相談に応じるほか、31日の昼食から1月5日の朝食まで炊き出しを実施する。  問い合わせは「全国ユニオン」(03・5371・5202、30日まで)か、年越し派遣村の臨時電話(090・3499・5244、1月5日まで)。
【日比谷公園で年越し派遣村=弁護士らの相談、食事などで支援-東京 時事12/29】  解雇などで寮を追われ、住むところを失った元派遣社員らを対象に、約20団体による実行委員会が31日から1月5日まで、東京都千代田区の日比谷公園に「年越し派遣村」(名誉村長・宇都宮健児弁護士)を開く。  同公園野外音楽堂付近で31日午前10時にオープン。4日までの毎日午後、弁護士らによる労働や住宅、生活についての相談を受けるほか、炊き出しにより200人分の食事を提供。家がない人には宿泊施設を用意する。  期間中、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が激励に訪問する予定で、もちつき大会や映画上映、ミニシンポジウムなども企画している。

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