子どもの貧困 「解決すべき課題」と市長
12月議会、子どもの貧困問題の認識を、はた市議が質した。
この認識をはっきりさせることは、就学援助など教育の機会均等、医療を受ける権利、福祉施策としての保育、若者の雇用安定と公契約条例など・・・多くの貧困対策の足場となるものとして重視した。
市長答弁は・・・
「子どもは、次世代を担う大切な存在でありますが、幼少時の段階には家庭環境の影響を大きく受けますので、家庭の貧困問題が子どもに与える影響を考えますと、貧困対策の必要性を強く感じます」
「貧困の再生産を断ち切るためにも、子どもの貧困の解消、また子どもさんがしっかり教育を受けられる環境を整えることが必要であり、こうした課題を家庭だけでなく、社会全体で取り組む必要性を認識してます」
本市は、生活保護率、母子家庭の比率の高さ、小額援助の認定率も高く 「『格差社会』が進行するなかで『子どもの貧困』は解決しなければならない課題であると認識しています」
そう。誰もが否定できない「子どもの貧困」対策・・・ 今後、さらにリアルな実態を明らかにしながら、自治体の役割発揮のために力をつくしたい。
議会のまとめを、今日半日かかり、風邪気味の頭で、ザーとまとめたのですが・・ この答弁は「使える」と改めて感じました。
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