ぶれない政党が貴重
「やはり、ずっと同じことを言い続けている政党というのは貴重です。ですから、これから役割が大きいんじゃないかと思いますね」
先週、日本共産党の志位和夫委員長が登場したテレビ東京の「週刊ニュース新書」。(高知では放送してないのでビデオを送ってもらった。)その中で、日経の論説副主幹を務めた田勢康弘氏が最後に語ったのが冒頭の言葉。
田勢康弘の「週刊ニュース新書」(テレビ東京12/13)
田勢氏は、「最近の政治を見ていると、どうすればどの党が有利か”みたいな議論ばっかり」「党派を超えて、ここはもう大変な時期なんだから、雇用問題で一緒にやろうじゃないかという動きがあってもいいんじゃないか」と指摘していますが、まさにその通り。
今朝、事務所に、「炊き出しとかして、失業者を応援して! 定額給付金は募金するから」と高齢の女性から電話がかかっていた。社会的連帯で、人間を粗末にする政治を変えなくてはならない。
ところで、株主に配当するためら、若者を容赦なく切り捨てる大企業。トップ企業は、外資が多く入っている。経団連会長のキャノンとかも外資の方が多かったと記憶している。メガバンクも同様の状況。
普段、「愛国心」を声高に叫んでる勢力は、この大企業の「非国民」的行動に声をあげたらどうか、と思うが・・・。そうでないと「愛国心」も、「雇用問題」と同じく、「どうすれば有利か」という政局のツールだと言うことになるのではないか。
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