働くルールの確立で、経済再建を 労働総研
以前紹介したレポートがアップされているので紹介します。
労働総研「非正規の正規化と働くルールの厳守で日本経済の体質改善を」
360万人の非正規の正規化で、国内生産9.2兆円の増
サービス残業根絶で118.8万人の雇用増。国内生産6.6兆円増
年休完全取得など働くルールの厳守で雇用154万人増、国内生産8.5兆円増
~合計 国内生産24.3兆円増。GDP2.25%アップ、税収2.27兆円増
・これにより労働者の賃金は21兆円増、家計支出は15兆円増加する
・税収増により中小企業の雇用促進援助、社会保障費2200億円抑制の中止ができる
・必要は資金は、企業の内部留保の5.28%。この10年の企業の経常利益は1.9倍だが、賃金支払いは19億円以上減少。内部留保は1.8倍となっており、支払い能力はある。
社会保障費の抑制を転換すれば、これによるさらに雇用拡大につながるだろう。
将来の人材育成や商品開発より、コストカットによる目先の利益わ確保するアメリカビジネスモデル、株主資本主義と別の道を進むべであろう。
そのあたりのこと「強欲資本主義 ウォール街の自爆」(神谷秀樹著)が実際に現地で経営営む人の目で見ていて、結構おもしろい。
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