「地域振興券」を実施した小渕・小沢政権
公明党発案の「定額給付金」・・・99年4月に実施された地域振興券を思い起こす人は多いと思う。そこでしっかり記憶をたどろう。
この政策を実行した内閣は・・・ 1月14日、 自民党と小沢一郎が代表の自由党の連立による小渕第一次改造内閣が発足したしそのもとで実施された。10月5日にはは公明党がくわわり、自自公連立政権が発足した。
当時の堺屋太一経企庁長官は「高度に政治問題であり、経済政策とは思っていない」と語ったように、公明党とりこむ政治的思惑の産物だった。
さらに「世界一の借金王」と自ら公言したように公共事業の乱発しのも小渕・小沢政権である。わずか一代で100兆円を超える借金をつくった。
今、民主党は、給付金を「選挙目当てのばらまき」とか「批判」しているが、過去の反省がないままの主張は、天にツバするに等しい。
「ミネルバのフクロウは夕闇とともに飛び立つ」いう格言がある。ミネルバは戦いの神、そして知恵の神。フクロウは知恵の使者。事が起こった後になって人ははじめて知恵を得るという戒めなのだか、政治家、政党は、すこしでも未来を見通す見識、能力が問われていると思う。
賛成、推進しておいて、失敗があきらかになってから、急に責任を追及するような、しかも過去の反省なしに!あとからワーワー言うのは誰にでもできる・・・
ちなみに、この政権のもとで、周辺事態法、憲法調査会設置、国旗・国歌法など改憲へのアクセル、通信傍受法、住民コード法など国家統制の強化など重大な法案通していることも忘れてはならない。
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