日中戦争正当化 空幕長の浅はかな主張
侵略国家はぬれぎぬ」=空幕長が懸賞論文で独自史観-日中戦争正当化、反発必至 時事通信
浅はかな、いや愚かな主張。首尾一貫してない。侵略国家がぬれぎぬというなら、東京裁判を認めて国際社会に復帰したサンフランシスコ条約も否定しないと、つじつまがあわない。東京裁判の中心となったアメリカの軍隊と仲良く訓練してる矛盾を感じないのか、アメリカいいなりの政府をどう思っているのか・・ そこに言及もできないで、「主張」としての体をなしてない。
結局、アジアをべっ視して、力の強いアメリカにはへつらい、反省しきれない「不満」を言ってるにすぎない。
公務員として失格。主張したいなら、やめて政治家をめざせばいい。
中曽根康弘氏は「アジアの戦争は侵略だ」と明言〈対米戦争は性格が違うと主張している〉し、それを否定する意見を「歴史を学んでない」と言っている。
子どものしつけの時、実感しませんでしたか・・まわりから怒られるからやらないではない。人としてのありようの問題だと・・・ 外国から反発されるから、謝罪するのではない。この国のありようの問題としてどう、過去の教訓を血肉にするかの問題である。
その程度の人間が幹部をつとめているのがいまの自衛隊ということ。「そんなの関係ねえ」では、今度はすまされない。
「侵略国家はぬれぎぬ」=空幕長が懸賞論文で独自史観-日中戦争正当化、反発必至 時事通信 自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長が「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」などと主張する論文を民間企業の懸賞論文で発表したことが31日、分かった。論文は同日最優秀賞を受賞し、企業のホームページ(HP)に公開されている。一貫して日中戦争を正当化する内容で、中国などアジア諸国の反発が高まることは必至だ。 論文は「日本は侵略国家であったのか」という題で、全国にホテルを展開する「アパグループ」(東京都港区)が、第1回「真の近現代史観」懸賞論文として募集した。最優秀賞の懸賞金は300万円。同社はHPのほか、11月5日発売の自社発行の雑誌にも掲載、英訳も含めた論文集も出版するという。
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