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二大政党に冷めた目 読売調査

 昨年の「大連立」で同質の党であることが国民の前に示されたが、「審議拒否」「審議放棄」など民主党の政局対応なとも含め、国民が二大政党を冷めた目で見ていることがわかる。マルチ商法騒動以前の調査だから現状はもっと悪いのではないか。
自・民に「不満」8割、「期待」ともに5割…読売・早大調査 10/18
 


【自・民に「不満」8割、「期待」ともに5割…読売・早大調査】
読売新聞社と早稲田大学が4~5日に共同実施した全国世論調査(読売・早大共同調査、面接方式)によると、「これまでの自民党に満足している」という人は20%に過ぎず、「満足していない」は78%だった。民主党に対しても「満足している」は17%、「満足していない」は79%となった。
 自民、民主両党とも「期待している」という答えは5割程度にとどまった。
 「麻生自民党か小沢民主党か」の政権選択となる次の衆院選を前に、有権者の目には、両党はいずれも、積極的に政権を託したい政党とは映っていないようだ。
 これまでの自民党、民主党に失望しているかどうかを聞くと、「失望している」は自民69%、民主50%だった。政権を担ってきた自民に対する失望感が強かった。これからの自民、民主に対する不安感では、自民には「感じる82%―感じない16%」、民主には「感じる75%―感じない22%」となり、自民により厳しい見方が示された。
 ただ、期待感では自民は「期待している49%―期待していない50%」、民主は「期待している50%―期待していない48%」で、ほぼ同じ結果となった。自民に対してより強かった失望や不安が、民主への期待につながっているわけではないといえそうだ。
 日本が直面する問題を解決するため、どのような政権が最も望ましいと思うかを聞くと、「民主中心の野党の連立政権」21%、「自民と公明の連立政権」20%、「自民と民主中心の連立政権」19%だった。「与野党を再編した新しい枠組みの政権」も13%あり、有権者は政治に変化を求めているものの、望ましい政治の形については明確なイメージを描けていないようだ。

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