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選挙後は大連立 永田町のリアリティ 大門講演会①政治編

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21日、東京土建で現場労働者の利益を守り活動し、国会議員になってからは、金融・経済問題で活躍している大門みきしさんの経済問題の学習会があった。爆笑に次ぐ爆笑の講演だったが・・・ 幹に絞り、本質をつく話だった。
 大門氏曰く。民主党の内部はぐちゃぐちゃ。改憲、消費税増税、構造改革で自民党より急進的なのは民主党だったのに、政権とりのためにだんまり。それは総選挙後の大連立・政界再編のイニシアチブ争い ・・それが永田町のリアリティだと。しかし、その方向は国民の願いと衝突する・・・・ 「それが第三のゆきづまり」 だと。
 その内容を、私が理解し記憶した話として紹介します。
 

 楽しい総選挙が目前です。どうか高知の底力を発揮してほしい。ぜひ春名さんに戻ってきてほしい。 総選挙の中心テーマは、景気対策。今日のテーマと同じ。経済の勉強会をするのでと、私を指名してきた高知の知的水準は高い。指名料は頂かないので、ぜひどんどん呼んでほしい。  経済、金融の細かい話は省いて、大きな流れで話ができればと思っている。

【政治の話   自民と民主 政界再編の主導権争い 永田町のリアリティー 】 
まず、政治はどうなっているか。
 「茶番の総裁選からボロ隠し解散へ」とレジュメには書いていますが、汚染米事件、消された年金問題、物価高、後でも触れますがリーマンブラザーズの倒産と重大なことが次々と起こり、自民党内からも総裁選に対し「何をやっているのか」とか「補正予算を通さないと『逃げた』といわれる」と言う声が出て少し怪しくなっています。それでもずれたとしても11月2日か9日投票かというその程度の話。
 総裁候補。いろいろ言っているが、新聞、雑誌の記者は、最初から茶番、お祭騒ぎだと冷めた対応で、「誰がなっても同じだろう」という雰囲気が伝わってくる。テレビだけがいまだにやりすぎているが・・・
 それにしても自民党の総裁がこんなに軽い存在になったのは初めて。私は国会議員になって7年半。01年1月15日に繰り上げ当選で国会議員になった。実は21世紀最初の国会議員。だからどうした、ということではないが、最初の総理が森さん。こんな人が総裁かとびっくりした。クリントン大統領を表敬訪問したとき、「How are You?」、ご機嫌いかが、言うところを「Who are you?」、あんた誰、とやってしまった。それでクリントン氏も冗談だと思って「ヒラリーの夫です」と応えたら、森さんは「me,too」、私もです、とやってしまった。よくケンカにならなかったものだとあきれてしまった。次が小泉さん。「痛みに耐えたら暮らしがよくなる、と言うがいつまで耐えたらいいのか」と質問したら、「桃栗3年、柿8年と言いまして」と物事には時間がかかるていう答弁をした。もう森さんで慣れているので驚きません。自民党内では迷答弁と評判になった。安倍さんはカタカナをよく使ったぐらいしか印象がない。イノベーションとか自分でもわかっているのかどうか。かつて政策委員会にいた時、不破さんからカタカナを使いたがる人物には注意しろと言われました。それ以来、私はランチの事を「昼飯」を言っています。福田さんは普通のおじさん。自民党は人材的にもゆきづまっている。そのゆきづまりの土台には路線上のゆきづまりがあるのですが、単純に「ゆきづまり」と使うことには問題があると思っています。
 最初のゆきづまりは、田中角栄型のばらまき政治の破綻。バブルが崩壊し、膨大な借金をつくった。それで第二が小泉、竹中による新自由主義の「構造改革」路線が出てきた。そまでは補助金だとかで、地方だとか、農業だとか、自営業、企業と様々に面倒を見てきたが、もう面倒はみない。一部の大企業、世界で活躍する産業だけを応援する政治。そのために税制、働き方、社会保障、農業などこれまでの日本のやり方を作り変えた。それに参院選できびしい審判が下された。
次は何か。弱肉強食の構造改革をやめるか。憲法9条を変えるのをやめるか。そうはならない。構造改革は財界の強い要求。改憲はアメリカの要求。やめると言えない。だから民主党と一緒になって、消費税増税、改憲、構造改革をやってしまえ、というのが永田町のシナリオ。先日も自民、民主の議員と3人で話をしたが、私が自民党の議員に「衆議院で仮に単独過半数を得ても、ねじれの状況はかわらないでしょ」と聞くと「もう一度大連立を呼びかけるかもしれない」、民主党の議員に「仮に単独過半数をとったらどうするの。政権担当能力あるの」と聞くと「どうかな」と言う。今朝のテレビ討論で菅さんが協定もありうると言っていたが、与党と協定を結ぶというのは大連立ですよ。
 民主党の中はぐちゃぐちゃ。構造改革を推進する、憲法を変えると自民党より急進的に言ってきた。今は選挙に不利なので口をつぐんでいるだけ。そもそも議員の多くは自民党でも民主党でもどっちでもよいと思っている。自民党の候補者の公募に落選して、民主党に応募して議員になっている人が、私が知っているだけでも4人いる。
 改革クラブでばたばたした「姫の虎退治」と有名になった姫井議員。一時はヒロインだったが、不倫スキャンダルで村八分。その彼女が本を出している。「わたしのような女性でもがばれば国会議員になれる」と立身出世の話。普通政治家が本を出すといえば政治をこうするとか、政策を訴えるものだが、そういう人が増えている。大臣とか立身出世したいなら、与党の方が道が通っている。民主党の中でお遍路がブームとなっていて、今も何人かまわっているが、困ったことにだれも悟りを開いてこない。
そんな中でもまじめな民主党の議員もいる。若手で憲法を守りたいという人で、小沢さんがどういったのか・・・とか、よく話しをしてくれる。夏に軽井沢で民主党の若手の議員のセミナーがあった。次の内閣といって、民主党の防衛担当の責任者が話したが、自民党よりひどい。金融担当の人の話を聞いたがさっぱりわからないと。「あの党には政権担当能力はありませんよ」と言う。「そんなことは分かってます」と言うと、その人は、「色気を出さず、共産党のようにたしかな野党としてやっていた方がよい」、また「名前を変えたら日本共産党に入ってもよい」と。私は「そのスローガンは少し古いよ。名前にこだわるなんて君もまだまだだな」とか言ったのですが、そのセミナーの夜の懇親会で、民主党の参院のボス議員が「細川政権の失敗の教訓はなにか」と聞いてきた。参加者は誰もわからない。そのボスは「非自民がダメだった。自民党を入れることができなかった。腐っても自民党には長年培った政権担当能力がある」と。だから今回、大連立なんです。これが民主党のリアルティ、現実です。
 小沢さんのシナリオは、勝って民主党の方から連立を働きかけたい。前回は、自民党から呼びかけられて結局上手くいかなかった。勝ったあと1~2年とか、時間はかかるでしょうが、イニシアをとって連立、政界再編をすすめたい、と思っている。
しかし、「そうなる」との話ではない。そこに第三のゆきづまりがある。改憲したいと思っても反対の声が多数だ。消費税増税は6~7割が反対している。国民だけではない。企業も今の状態で消費税をあげられたら困ると言っている。国民多数の声を押し切って、国民で強行したら、きびしい審判を受ける。恐るるに足らずだ。財界、アメリカべったりの道をすすめられない、ここにゆきづまりがある。
私は、大連立するなら早くいっしょになればはっきりする、と言っている。総選挙後など言わず、さっさと連立したらよい。改憲するのか憲法を守るのか、消費税増税か廃止への道か。2つに1つ。国民の願いの受け皿は共産党しかない。支持率は、10倍とかに跳ね上がることはまちがいない。
公明党はビクビクして神経質になっている。大連立になったら用無しになる。国会で話すと一人一人は話ができる。ただ集団になると異常になる。ただ浜四津さんは1人でもおかしい。共産党の悪口を言うことを使命にしている。自民党の議員さんが、浜四津さんに応援演説をしてもらったら、95%が共産党の悪口だった。それもほとんどウソで…と教えてくれた。彼女は演説の時、手袋を外す。その手には、共産党の悪口が書いてある。自民党の方が演説が終わって握手をしたら、手が真っ黒になったと。「汚い手は使うな」と言いたい。
国民の怒り、苦しみは頂点に達している。今度の選挙は要求を突き出して行く選挙。すると愚かな与党もその声に応えていかざるをえない。

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