広末涼子さんの「ふるさと納税」の行方
さすが全国区! 広末涼子さんが高知市に「ふるさと納税 」したことがYAHOO!ニュースにも流れている。
「中心市街地の活性化や、よさこい祭りの振興に役立ててほしい」と彼女の思いを伝えている。 それは素敵なことだが、問題は市の姿勢。「ふるさと納税制度による寄付金はすべて環境関連施策の財源に充てる」と市長は公言しているのだから・・・
岡崎市長は、突如、「環境維新」とか言い出し(たぶんに経産省から出向している副市長の影響?)、全国の環境モデル都市に応募し見事落選したのだか、その経過の中で、5月22日の記者会見で、上記の発言をしたのだ。
サンケイスポーツによると「ふるさと納税」は「市側が家族を通じて打診した」とのこと。市はその際、ちゃんと市長の方針を説明したのだろうか。
寄付する方の善意を裏切るようなことがあってはならないはずだ。
この間の市の行財政運営を見れば「道理はどうでもいい」というものだから、「高知市のよいアピールになった」という程度で、気にしてないのだろうかと懸念する。
ちなみに市のホームページには「ふるさと納税 環境維新」とあり、使途について「高知市では,山,川,海などの自然を守り育てることや農業や林業など自然と調和した地域産業を推進することを通じて地球環境の保全に貢献するため,様々な施策を予定しています。皆さま方からのご寄附は,本市が予定しております環境施策に有効に活用させていただきます。」と書いてある。
おそらく市は、環境施策を通じ、中心市街地の活性化や、よさこい祭りの振興に役立てると「説明」するのだろうが、どうもしっくりこない。
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