「だまし討ち」の連続 公明党
「構造改革」で18兆円の国民負担増を自民党とともにおしつけてきた公明党。
にわかに「定額減税の導入」や「基礎年金の増額」を言い出しているが、自らのこれまでの行動にけじめをつけず、あまりにも無責任で、有権者をバカにした行動である。
定額減税は、98年度限りの特別減税として導入されていたが、延長をもとめる声に対し、99年に、定額減税を廃止して定率減税が恒久的減税と切り替えた。
世帯の構成員数に応じて減税される定額減税に対し、定率減税は高額所得者ほど減税額が多くなる仕組みで、実際、7割の勤労者世帯では定額減税の廃止額の方が大きく事実上の増税となった。
このときに定額減税の廃止に賛成したのが公明党、さらに恒久減税だった定率減税廃止(大企業むけの定率減税は存続)で3兆円の増税を実施したのも自民・公明政権である。
しかも、定率減税廃止の理由とした基礎年金の国庫負担を2分の1に引き上げる約束は反故。4分の1程度しか年金には投入してない。
「だまし討ち」の連続である。
「定額減税、今年度に実施…政府・与党が総合経済対策で合意」読売8/29
公明党、基礎年金額を25%上乗せ 次期衆院選公約 日経8/31
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