高速道路予算を半減し学校耐震化を
学校耐震化をすすめるためには思い切った手立てが必要だ。
高知県の道路特定財源
国直轄事業 344億円 県負担77億円
県への補助金 100億円 〃 88億円
県税収入 94億円
と県段階の道路予算は、年700億円。
このうち、高速道路など直轄事業の進捗率を半分にしたらどうなるか。
①一財源化されるわけで、
例えば「高速道路の進捗率を半分にしたその分を地震対策へ」
という主張が実現した場合は
国分の172億円と県負担の38億円、210億円が耐震予算となる。
国の補助制度をつかうと実際の仕事は772億円規模となる。
( 高知市の実際の負担率27.2%より試算)
②国直轄分の道路予算が一般財源として来ない場合でも、に高速道路の工事を半分にすれば県負担38億円を耐震化につかえ、国の補助制度とあわせると140億円規模の工事なる。
08年4月現在、県下の学校数は361校、1123棟 耐震化率51.6%
耐震化未終了 175校 545棟
◆追手前小学校の耐震改築工事が5億円だから、①の場合154校。1年余で完了 ②の場合28校、6年余で完了。
◆08年、高知市の3棟の耐震改修 5億3千万円 1棟1.8億円。
①の場合 430棟 約1年余で完了 ②の場合 78棟。7年。
となる。
高速道路の建設を3年凍結すれば、県の負担軽減分だけで3年間で耐震化が完了する。
市町村の支出もあるわけだから・・・ さらに短くなるだろう。道路特定財源の一般財源化でそれが県にくれば劇的にすすむだろう。病院の耐震化が間伐など山の手入れもできる。
地域の建設業にとってもすそのの広い仕事保障となる。
国の3年間の時限立法中に完了しようと思えばこれくらいのことをしないといけない。
とにかく、子どもの命、住民の避難場所を守るために、思い切って手立てが必要だろう。
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