日米の絆は? 米当局 温室効果ガス規制を見送り
600億円かけて、支持率回復の切り札にしたかったサミット。福田首相は、成果について「50%削減の「合意」を、記者会見でも盛んに強調していたが、期待は「当然」のように裏切られた。
米環境保護局任が11日、温室効果ガスを既存の大気浄化法で規制するのは不可能だとする通知を発表したと報じている。
「サミットわずか数日、米国が温室効果ガス対策を見送りへ」(読売)
あまりにも早すぎ!福田首相のメンツは? ・・・日本は盛んに日米同盟と「忠誠」を誓うが、アメリカが、対等とかんがえてないことが、よくわかる。
支持率の方もサミット効果はなかったようだ。
産経ウェブ版が「前回調査(6月14、15日)の22.0%より、さらに0.3ポイント下がり政権発足以来最低の21.7%となった。不支持も61.2%と依然として6割を超えている」と報じている。
【産経FNN合同世論調査】内閣支持率上がらず サミット効果はなし?
サミットが投機マネーに対しなんら対策を打ち出せなかったせいで、食料、石油の高騰は続いている。
家計消費の落ち込み、漁船の一斉休業はじめ経済活動が縮小している。「サミットは、不景気を継続・拡大させ、結果として、二酸化炭素排出削減を大いに前進させている」との皮肉な声が聞こえてくる。
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