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医療PFI 国も失敗認める?!

 4日、公立病院改革セミナー(全国自治体病院協議会県支部、県医師会主催)が開催され、「公立病院改革 PFIなど巡り議論」(読売配信)された。
 その中で、長瀬・京都大医学部准教授は「「PFIは短期間で医療制度が変化している情勢に対応し得ない。民間の事業者は自社の利益を最大化するため、病院の利益を最大化するとは論理的に言えない」と述べた。公認会計士で総務省公立病院改革懇談会座長の長隆氏は運営形態の変更を唱えた。政府として失敗を認めたに等しい。
 PFIの導入に議会では日本共産党だけが反対した。「公と民間は目的が違う。厳しい緊張関係はあっても、パートナーシップではありえない」と・・・。 「公立病院改革ガイドライン」にもその旨の記述がある。

『ガイドラインは病院PFIに注意喚起をしています』(長隆)
 上記の長氏は、「公立病院改革ガイドライン」には
「PFI方式は契約期間が極めて長期に及ぶことが一般的であり、同方式の採用を検討する場合には、契約期間中の事業環境の変化に対応したリスクの発生に備え、あらかじめ公・民間で適切なリスク負担のルールを定める等、相当程度慎重な準備と調整を重ねることが求められる。」との記述があることを示し注意を喚起している。

『病院PFI 英国では失敗・・・京都大学長瀬準教授の近江八幡  医療センター委員会でのご発言』のなかで英国の失敗と近江八幡の失敗をくらべ「事業に要している費用、つまりSPC側に支払っている金額というものは、事業計画の中でそれがどうやって決まってきたのかというところは全く置いたとしても、高額であるという現状というのも一致しますし、急激な医療の変化に対して柔軟性に欠けているという点に関しても・・・同様である」と述べている。

 規制改革民間開放推進会議の議長としてPFIを推進したのがオリックスの宮内会長。高知医療PFIはオリックスグループだ。この責任を「一流企業」としてどうとるか。迷惑料を払って契約解除するのがもっとも現実的だろう。

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