「蟹工船」追い風 読売コラム
「蟹工船ブームも背景に?共産党の新規党員9千人増加」と読売ウェブ版にコラムが出ている。
新聞の方は「『蟹工船』追い風 共産党員じわり増」
コラムは、“志位氏は幹部会報告で「(小林多喜二の)『蟹工船』が若者を中心にブームとなり、マルクスに関心が集まり、テレビ局は『資本主義は限界か』という企画を立てる。共産党がこれまで体験したことのない新しい状況だ」と指摘。さらに年内に2万超の新規党員を獲得する目標を掲げた。”と報じている。
先日も週刊朝日の「国会通信簿」で「自民、民主は落第スレスレ、一番の優等生は…我が道を行く共産党」と特集していたが、派遣労働の追及、後期高齢者医療制度廃止法案の国会審議の要求(民主らが拒否)などを評価し「唯一、存在感を高めた」と記している。
構造改革路線の本質が明らかになり、地球的規模の問題でサミットが具体策を示せない等・・・時代と綱領路線が接近していると実感している。
選挙について言えば、小選挙区300のうち140区での立候補に絞ったことから、同コラムは、“民主党から「政権交代という一点で共闘できるのではないか」(幹部)と期待する声が出ていた。”と書いているが、
実は、自民党は、共産党に全区立候補してもらおうと、供託金の没収ラインをさげることを検討している。そんなことより民意を切り捨てる「小選挙区制」そのものを廃止すべきである。
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本当に生活が苦しく赤旗だって変えない人がいる。
(そんなことないのかもしれないのですが)職場を失うのが怖く党にも入れない人がいる。
いや、党費すら払えない。
そういう人のことも忘れないで下さい。
だってそういう人たちこそ躍進を願っているはずですから。
それから党はいつも開かれたものにしていて下さい。宗教政党ではないのですから党員のための党という印象は与えないで下さい。
お願いします。
Posted by: 七詩 | July 12, 2008 06:31 PM