6/26朝 NHKで「蟹工船」と若者の特集
NHKでも特集がくまれます。80年の時を越えて、資本主義の非人間性という本質が、浮き彫りになっている。同時に、小林多喜二をはじめ「侵略戦争」に反対し、日本の良心を守った人に、国は、謝罪も賠償もしてないことも、この国の政治の本質の一つだ。
<<6月26日(木)朝7時半すぎ 「おはよう日本特集」です。>>
「奪われた10年」のあとに集まった蟹工船への共感。
と題した特集が、NHKおはよう日本のなかで紹介される予定です。
同番組は、
ロストジェネレーショと呼ばれる
25~35歳の若い世代の厳しい労働環境と生活を密着取材。
とくに最近、小林多喜二「蟹工船」へと共感する青年群像を追うものです。
「蟹工船」エッセーコンテストに入賞した若者の
「怒り」が「希望」に昇華した姿を通し、声を上げ、
行動することの意義を考察する内容。
白樺文学館多喜二ライブラリーの協力で
6/17 高田馬場・ババチョップシアターで開催の、
「蟹工船」エッセーコンテスト作品集読者交流会の模様も紹介される予定。
島村輝・女子美術大学教授も出演します。
以上、多喜二ライブラリーより
小林多喜二は、特高に虐殺された。時代の目でみれば侵略戦争に反対し、日本の良心を守った人だ。そうした人に、謝罪も賠償もしてないのは、先進国で日本だけ。 戦争美化や改憲の衝動と根っこは同じ。
さる5月20日、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の謝罪と賠償の要望に、参院議長は「みなさんの運動は大切なことと思います。けじめをつけなくちゃいけないというのはおっしゃる通り」と語ったとのこと。
このことも大きなテーマにしていきた。
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蟹工船のブームは、広がっているが、浅尾大輔編集長の超左翼マガジンロスジェネ。都会では結構売れているみたいですが、高知ではサッパリ。どこの本屋にもおいてないですな。
以下、ロスジェネ宣言より抜粋
‥それは「権利のための闘争」であり、同時に、「生存をかけた闘争」である。‥全国のロスジェネ諸君!今こそ団結せよ!
Posted by: いのぱ | June 23, 2008 09:44 AM