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「格差と多喜二」

引き続き「蟹工船」の話題・・・ 
日経新聞 5月21日付けのコラム「波音」に「格差と多喜二」と題する一文が載っている。

  「貧富の格差は広がりすぎている」。英フィナンシャル・タイムズ紙が実施した世論調査によれば、世界中でそんな認識が広がっている。グローバル化が大金持ち層を生む中で、格差は各地で政治論争の種になっているという。 日本でも小林多喜二の『蟹工船』が静かなブーム。「俺達には、俺達しか味方が無えんだ」と団結にめざめる工員たちの姿に共感を覚える若者が増えているようだ。 「働かない人いない」国と登場人物に言わせたソ連が崩壊して17年。勝利者の資本主義世界で、格差への不満が渦巻く。そんな変転を地下の多喜二はどう見るか。  ―― と。
   

・・ 格差というより「貧困」の問題だろうとは思うが、新自由主義の失敗が世界中で大問題でなっているとうことだ。
19日付けの朝日新聞「グローバリズムの正体」に、ジョゼフ・ステッグリッツ氏(元米大統領経済諮問委員長、世銀上級副総裁、現コロンビア大学教授)のインタビューが載っていたが、イラク戦争による米国経済の危機の加速、サブプライムローン問題にふれながら、新自由主義について「それらのイデオロギーのせいで、政府の有効性に対する認識や、市場に必要な規制が掘り崩され、政府も市場もきちんと機能しなくなってしまった。米国と世界にとって、この種のイデオロギーが高くつくという実例が示されたわけだ」と述べている。そして「戦争は経済にとってよくない。経済を損ない、生活水準を下げてしまう」と続けている。
 新自由主義による規制緩和と九条の改悪をすすめる日本の財界や政府与党は、これらの声を何と聞く。

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» 蟹工船現象 [罵愚と話そう「日本からの発言」]
「蟹工船現象」について  神様に代わって、この世を支配すれば、理想を実現できるという空想の部分では、マルクスも金融工学も、おなじ科学の延長線上にあるかというと、日本にかぎっていえば、殖産興業や、満州建国や、戦後復興の官僚たちが果たした役割は、充分に神様の代役を果たしたものだった。冷戦に敗れて崩壊した共産圏のコミュニストたちや、サブプライムローンの破綻だけをみていると、不可能にみえる神様の代役を、日本の官僚は果たしてきた実績がある。  官僚にできたのだから、自分にもできるだろうと、日本共産...... [Read More]

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