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農協シンポ 案内活動進む

 31日の農業シンポにむけて農業団体、農業委員、生産者、消費者団体、運動団体、量販店などへの案内、申し入れ活動をおこなっているが、量販店からアンケートの回答がよせられたり、どこでも「タイムリーな企画」として期待が寄せられている。

◆量販店から寄せられたアンケートの回答
「①食料と農業の現状についての認識
 中国のギョーザ問題を機に、国内産の商品は今見直され、全体的に不足気味です。日本は何でも立派に育つ、恵まれた土地がいっぱいありながら、その土地は荒廃する一方です。やはりこれは政治に問題があると思われます。恵まれた日本の土地をもっと有効に利用しなければなりません。
②国政、県政、市町村政への意見
 我々スーパーは、地産地消を積極的に応援します。外国の商品に負けない品質、価格で販売できる仕組みを国県市レベルで取り組んでいただきたい。
③日本共産党への意見
 地域の生活に根ざした政策と実行を期待しています。」

◆農業団体、消費者団体
・「ユズの評価が高くいまは比較的安定しているが、後継者がいないことが悩み。何人がいけそうだ。」
・県内の生協組織「非常に時宜にかなったシンポなので、可能な協力はします」
・高知市内のJA訪問・・・続報
A支所/管内にはほとんど生産できるとちがないので、春野などで土地を借りて作っている。一町以上の農家もいる。米の価格の上昇が不可欠だ。ただ消費者にとって価格が低いほうがいいのでしょうが。小学校の体験学習のお世話をしている。地産地消が大事。
B支所/ほとんど水稲。40、50歳代の専業農家はほとんどいない。高齢化がすすみ後継者もいない。5年後、10
年後どうなるのか、議論になるが展望はみえない。農業はたちゆかない、「守りゆう」というよりそれ以下です。
C支所/支所の周囲にはまったく田んぼも畑も無い。はっきり言って金融の仕事だけです。地域には農協以外には金融の窓口が一つも無い。「もう農協とはいえないから撤退」とはいかない事情がある。シンポにはいけそうだ。

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