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KY? 高齢者医療議員協議会

 本日(23日)、後期高齢者広域連合議会の全員協議会が議長の呼びかけで開催された。議長は最後に「与党の見直し案があるから、それを実現させることが大事」と締めくくったそうだ。「国民の空気が読めてない。ガス抜きというか、中止・廃止を求める声を封殺するのが目的」と、和田議員(日本共産党、土佐町議)は怒っている。和田氏から聞いた会の模様はこうだ。


 冒頭、本山町議会議長の大石氏が「今日の会は方向性(中止・撤回)を決める会なのか。単なる勉強なら地元に報告もできない」と発言。和田氏が続いて「保険料を決める時に知っておくべきことをダラダラ説明するつもりではないだろな。送られて来た資料を同僚に見せたら、何をいまさらこんな基本的なことを勉強するのか、の声をあった」と言うと、事務局の説明は、最初に送った資料の説明はせず(そう言われたら他の議員も、同意せざるを得ないだろう)、この今のゴタゴタの内容や件数、与党が検討している改訂案の内容、野党の対案などの説明に終わった。あとは、事務局は一切発言なし。議員のみ。和田氏は「9割減免導入も小手先。国民は75歳で、線を引いて差別することに怒っている」と主張し、2025年に保険料率が倍になること、自営業者などでは減免制度が世帯収入が基準なので受けられないこと、退院や看取りなど差別医療のことを主張した。大石氏は「大変な制度。保険料を天引きされて高齢者はこまっている」、本山町長の今西氏は「この制度には問題点が多い」、四万十市長の沢田氏は「75歳以上で、区切ることは検討すべき」と発言。しかし、他は、政府の言うまま・・・議会としてと県民の意思を明確に言うスタンスにない。それが、冒頭に紹介した、議長の発言となつた。
 共同通信の配信で… 中曽根康弘元首相は23日のTBSの番組収録で、後期高齢者医療制度に関し「名前が機械的で冷たい。至急元に戻して、新しく(制度を)考え直す必要がある」との考えを示した。福田康夫首相の政権運営については「役人の発想に乗っかってそのままやるのは能なしの感がある。斬新さ、指導力の点で国民は福田さんに不満を感じている」と厳しい口調で注文を付けた。 と報道されている。
 和田氏は、議論の中で「山口二区の選挙結果をどう見ているか。小手先の手直しで『よし』というのは、『空気が読めてない』ことだ。選挙で厳しい審判を受けることとなる」と広域連合議会としての確固たる意思の発信をもとめた。さあ、もう一段階の運動の高まりが必要だ!
 

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