農業シンポに期待の声 JA訪問
今月の31日に南国市で開催する農業シンポの案内(下記に詳細)に、春名なおあき元衆院議員と高知市議が、高知市内のJA本所と18支所を訪問している。所長さんなどから農業の深刻な状況、農政に対する怒りが次々だされている。
・Aさん 「こういうシンポジウムは自民党がやらないといけないことですね。ところが自民党は農業をこわすばかり。補助金ばら撒きはだめですね。南国市でも休耕田がどっさり。高齢化で担い手がいない。息子が外で働いてそのお金で農機具を買ってやっていく。つまり農家だけの収入では経営できず副収入がないと無理。」
・Bさん「自民党はばら撒き補助金をやってきた。それが票につながってきたから。お金を出せば食料が入ってくるというのはもうだめ。気候変動で高知のコシヒカリの品質も食味も低下している。問屋で返品されている例も。そういう米は規格外米として30キロで4000円程度。」
・Cさん「再生産できないような実態になってきた。専業農家すら成り立たない。農業がいかんようになったら高知の経済は成り立たないし、不況は解決できない。『道をつければよい』ではすまない。小泉改革で完全に自由競争になっていかんようになった。アメリカにいいようにされているのも問題。」
・Dさん「世界の食糧事情がたいへんですね。温暖化で梨が焼けて品質が落ちている。米はやっぱり価格をたかめないとやっていけない。固定資産税が高いので土地をつぶして貸すほうがましと考えている。市街化地域でも農業をやれるように減免などを考えてほしい。」
また、「購買部でビラを置いておきます」、「職員に配布します」との返事も頂いた。
◆シンポジウム「高知の農業再生を考える」
とき 5月31日 午後1時半から
ところ 南国市農協会館
○日本共産党「農業再生プラン」の紹介
紙智子・参議院議員(農林水産委員)
○発言者 中村和雅さん・米生産農家
溝田百合子さん・3人の子育てをしたお母さん
弘田憲-さん・高知県園芸連代表理事専務
横山女子史さん・高知県園芸流通課長
西川潔さん・南国市農林課長
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