学童 待機ゼロへ 高知市
本日、保護者と市議団による交渉の席で、教育長は冒頭「学童保育。待機児童ゼロにします」と明確に述べた。
この間、保護者の切実な声、「切れ目ない」対応を求める国の流れ、そして、なにより旧同和地区にある児童館の手厚い支援とのギャップを示し、何回か交渉をしてきた。その問題点は以前書いた。
友人の高知民報記者が紙面で問題点を鋭く追及してきたことも無視できない力となったと思う。
5月から実施、教室確保などの対応が必要なものは5月途中からとなるが、画期的な方針転換。
同和施策を守りたいからではないか、とも感じられるが、保護者にとっては大きな喜びだ。
ゼロにするシステムについてはこれからだが、児童館では、対象児童の増加をみこんで予備費をとっているのに、学童は1月30日で募集を締め切り、予備費もとってない。こうした事実に「来年度からは予備費も計上する」と答えた。こうした事実の積み上げと、看護師をふくむ保護者の切実な声に、市が決断した。
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