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障害者病棟と療養病床削減

 医療介護CBニュースに「『障害者病棟』に障害者が入院できない」という記事が出ている。10月から障害者施設等入院基本料の算定基準から、脳卒中の後遺症や認知症患者が外される影響についての京都の私立病院協会の理事さんの話が載っている。実は、高知県でも療養病床の医療区分1の診療報酬が大きく削減された影響で、療養病床が一年半で約1400減っているが、そのほとんどが、障害者施設等入院基本料を算定できる一般病床に移ったと言われており、療養病床の削減とともに、「脳卒中の後遺症の患者は行き場がなくなる」という事態が、一気に顕在化する事態が予想される。

今回の診療報酬の改定では、低すぎるという医療区分1の一部では下げなかったものの、2,3の医療の必要度の高いところを総じて下げ、医療区分1の患者を受けいれていたは病院経営やっていけなくという締めつけを強化した。
 先の京都の氏は「日本の医療費が諸外国と比べ低いとこを国民はしらない」と嘆き、「行き着くところまで行き、日本の医療は一度崩壊するでしょう」と語っているが、そうはさせてはならない。
◆ あさって27日 「どうする、どうなる高知の医療と介護」のシンポへぜひ参加を。
午後2時~ RKCホール  無料
報告者
 田中誠さん(高知市・上町病院院長)
 田中きよむさん(高知女子大学教授)
 川村信夫さん(高知市老人クラブ連合会会長)
 畠中伸介さん 県健康福祉部長)
 春名なおあきさん(元衆院議員)
   どの報告者も10~30ページの資料やパワーポイントを使うなど熱の入れようです。

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