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観音様が泣いている キャノン

「キヤノンがその昔KWANON(観音)という名前だった」というネット記事が目にとまった。同社のホームーページによると「観音様の御慈悲にあやかって、世界一のカメラを創る夢を実現したい」という説明だ。「御慈悲」・・・悪い冗談だ。若者をモノ扱いし、未来を奪う違法、脱法の働かせ方で、巨大な収益をあげているのだから。
 8日の衆院予算委員会での志位さんの質問であきらかになったことでは

派遣は、一時的・臨時的な場合に限定、派遣を常用雇用の代替、リストラの手段にしてならないという派遣法だが・・
・ 内部資料「外部要員適正管理の手引き」〈06年年2月作成〉で「外部要員の活用は、……労働コスト面からも非常に有益であり、……派遣労働者・請負労働者の活用の機会は今後さらに増してくると思われます」と脱法行為を宣言。
・大分県のキヤノンマテリアルは、本格操業して8年なのに、半数は派遣労働者。/滋賀県長浜キヤノンの工場 製造ラインの24人全員が登録型派遣の労働者、という「常用労働の代替」が蔓延している。

06年10月14日参院予算委員会での市田さんの質問は、大企業の「偽装請負」――派遣法では最長3年後には、正規雇用の申し出をしなくてはならないので、「請負」と偽って働かせている。しかし、請負では、請負先の企業が指揮命令ができないのに、指揮監督下で働かせている犯罪行為を追及。
・クリスタルグループ〈グッドウィル傘下〉その偽装請負先になっていたのは・・
 松下グループ2701人、キヤノングループ3033人、ソニーグループ1485人、東芝グループ855人。
その結果 キャノンの収益は8年間で7倍になっているとのこと! 99年の派遣労働の原則自由化以後、8年連続で増収、増益、史上最高の利益・・・若者をモノ扱いし、マルクスの言う「吸血鬼」のような所業の結果だ。
観音様が泣いている…いや、怒っているでしょう!
 昨日、学習指導要領「改定案」が発表された。道徳教育をいろいろ言っているが、社会的地位があるとされる人達の、人をモノ扱いする違法、脱法行為を是正させることが、もっとも大きな道徳教育になる。

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