カップラーメン再値上げ!
今年1月に17年ぶりに約1割値上げしたカップヌードルが再び値上がりするとのこと。国際的な小麦価格の高騰により、輸入小麦の政府売り渡し価格は3割程度の引き上げが予想されるからである。
こうした穀物価格の高騰には、投機マネーの存在がある。
食料在庫の減少を背景にしているが、アメリカの膨大な経常赤字によって、垂れ流しとなっているドルを環流し、アメリカ「経済」を支えるという「規制緩和」路線がもたらした値上げといえる。 規制を緩和すれば、自由競争により、「安くていいものが選べる。悪い物は駆逐される」というのがそのポリシーだが、これがインチキであることが証明された事例だと思う。一定のルールもとづく健全な競争があるうちは、当てはまる部分もあるかもしれないが、強大な力を持つとこうだ。
中国の企業のつくった冷凍ギョーザの問題・・・ どうも人為的な犯罪のような気がするが、輸入検査について規制緩和をしてきた背景、国内農業を切り捨ててきた背景を忘れてはならない。
さて、本題は「水より安いコメ」の話。500ミリリットルのペットボトルの水が137円。同量のコメ(450グラム)は・・・なんと90円。生産費もまかないない値段だ。
温暖化や食料危機のもと、安全な、地元のコメ、食材を食べようではないですか。社会の歪みを、ひしひしと感じる。
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