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橋下新知事の試金石 同和予算ゼロ公約

 大阪府知事に、タレント弁護士の橋徹弁護士が当選した。核武装や「買春ツアーーはODA」発言とか、いろいろあり、私の周りでは、「大阪は、ノックに懲りず、お笑いから抜けきれないのか」とか感想がこぼれているが、私はそれでもちょっと注目している部分がある。彼は写真週刊誌の中で「僕らの世代は同和対策をすることがかえって、差別を助長すると考えています。したがって、同和対策の予算は限りなくゼロにすべきです。」と語っていることだ。ぜひやってもらいたい。

 特定勢力に屈服した行政には、それを突破口に、地域ボスとか、特定議員とか、さまざまな勢力が、もぶれついてくる。馬鹿げた開発計画が進むのも、そうした構造が深く関与していると思う。ぜひ一掃してもらいたい。私の友人は各地が、その「同和行政」とたたかっている。そうした「文化」に染まりきった職場は、首長の指示が通らなかったり、改善のための話が、関係団体に、速攻で伝わっていたり・・・本当に根深い。
 地方、特に西日本では、民主党の実働部隊は「部落解放同盟」だが、その横暴を「反共だから利用価値がある」と容認してきたのは自民党だ。さて、橋下氏は、府債発行はみとめないとか、言いつつ中学校給食の実施や校庭の芝生化、歩道を煉瓦でつくるとか・・行政論的には、かなり乱暴な話もしているが、試金石は、「同和予算をゼロにする」の実行でしょう。どのくらいの覚悟と決意があるのか、これがメルクマールと思う。
そうはそうと、遠くない時期、高知市から同和問題で、全国意義ある見直しが、発信できそうだ。

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