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読売が無視したフィンランド教育の神髄

 24日の読売に、OECDの実施するPISAの学力調査で、トップを行くフィンランドのレポートがのっていた。少人数学級であることは載っていたが、「競争教育」で成果をあげているように読みとれる内容に、ねじ曲げられていた。

 教師がすべて大学院卒業で高い専門知識をつけていることは報じられていた。そのこと以上に大事なことは、統制をやめて、教育課程の編成権をふくめ現場に徹底して自由裁量を与えたという肝心な点は読みとれない。また、個々人を評価する学力テストはない。テストは学校単位の実践の評価としておこなわれている。その扱いは、同紙では、学校間の競争として成果をあげていると書いているが、実際は学力が平均以下の学校に、より厚い教員配置などをおこない、徹底した「平等」の追求にその神髄がある。まったく逆さまに描いている。
  管理と競争でなく、自主、平等がフィンランドの教育の力である。佐藤学・東京大学教授など幾多の研究成果がある。「競争イコール善」というイデオロギーに凝り固まった眼には、事実が見えないのだろう。

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