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県議会閉会 県政の大道はどこにあったか

 県議会が27日終了し、今日は毎年行っている知事への予算要望でした。
 県議会全体の感想は・・・
 尾崎知事は、これまでの県政の流れの継承を強く打ち出した。その提案説明とかを「これまでの県政の流れを変える」と言っていた自民党らが評価するのがおかしかった。どの方向に県政の大道があったか・・・政治的思惑で対立してきた勢力、そして煽ってきた一部マスコミの道理のなさが浮き彫りになった。アウトソーシング問題で柔軟な姿勢を見せたり、なかなか論戦のしがいがある、と感じた議会であった。
 

今日の予算要望では、(まっていると知事自ら「さあどうぞ」と呼びにきたのには驚いたが・・)短時間だったこともあるが、いい返事ができないところは答えず、話になるところだけ答え説明するそつのなさを見せた。一方では、新堀川の暗渠化中止に「納得できる部分がある」とか、北曲輪の問題では「苦労してます」とか、答えたので、多分前年の要望書やそのときのやりとりを事前に勉強していた節がある。
 同和団体との交渉の公開なども含め開かれた県政は後退させず、前進させると述べたことや、核廃棄物処分場について「東洋町では反対ですと演説した。高知の財産である自然、環境を汚すものは受け入れられない」との発言、議場の執行部側に女性がいないことに「来てびっくりした。異常だと思う。特異な状況」と述べたことが印象に残った。
 ただ、冒頭で、「暮らしを守り、福祉、教育を充実の考えは、全く同じ」と言いながら、財政について「ほとんど義務的経費で政策的に使える財政がない。財政が硬直化している」と述べていた。議場なら「そんなに追いつめたのは財務省だろうが」ということになるが、議会質問の中でも、「国は、地方を重視する方向へと政策を転換しており」「地方税を初めとする自主財源が大きな割合で確保されることが大切、政府の法人事業税の見直しは、第一歩を踏み出したものとして、評価」とのべた。財政上の用語で、簡単に言えば、地方税を自主財源と言い、地方交付税を依存財源と呼びます。この呼び方は、地方交付税を、国に依存し、地方の自立に反しているかのような印象を与えるが、地方交付税は、ナショナルミニマムを支え、地方自治を実践するための地方固有の財源。自主財源に重きを置く知事発言は、「依存財源」として地方交付税を軽視することに結びつく弱さを持っている。このあたりは今後の論戦のテーマになるだろう。
 それにしても高知新聞の記者座談会のレベル…… 冒頭の述べた県政の流れ、大道がどこにあったのかという論点がない。特に、「温く飯」発言には絶句した。(冷や飯をくう、という言葉はあるが、温く飯を食べるという言葉は広辞苑にも載ってない。土佐弁?)。私たちは、前県政のもとで論戦し提案してきた。その中で、減反押しつけ反対、非核港湾条例の提案、三位一体改革への評価の見直し、こども条例制定、乳幼児医療費無料化、30人学級、住宅の耐震改修補助、産廃施設の見直し・縮小、借り換え融資制度、中山間地の所得保障、同和行政の終結…様々に実現をしてきた。それはそこに切実な県民の願いがあり、道理があったからで、こうした要求が実現したことを「与党として温く飯をたべた」というのなら、県民の願い、その実現に汗をかいた県民の運動と職員への冒涜である。眼が曇るとこんなことも見えなくなるらしい。

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