新知事が登壇 新しさ無し?!
尾崎知事は就任あいさつで「退任されました橋本大二郎知事は、県民の目線に立った県政の推進や、情報公開などの県政改革に積極的に取り組まれるとともに、厳しい財政事情の中でも、県民生活の向上に向けた様々な取り組みにご尽力くださいました。さらに、地方分権時代の全国的なリーダーとしてご活躍されました。4期16年にわたる橋本前知事の、ご努力とご功績に心から敬意を表します。私は、橋本知事が残された素晴らしい財産はしっかりと引き継ぎますととともに、一方で、今の高知県に必要だと信じる新しい取り組みに、これまでの経験を生かしながら、若さと行動力で、敢然と挑戦していきたいと考えております。」と述べた。橋本県政打倒に血道をあげ、県政運営を妨害してきた勢力に推されながら、まるで後継者のようなあいさつだった。提案内容も、これまでの県政運営の枠はでてない。
東京事務所の強化くらいだ。就任まもないと言うこともあるが、「若さ」「新しさ」は感じられない。というか、これ以外に県政運営の大道はない、ということが明らかになったように感じる。自民党が削減を求めてきた地域企画支援員も「更なる活用」と述べた。 それなのにことごとく前県政と対立してきた勢力が「提案説明」を評価する。
選挙敗北の傷の手当てほどの内容を「国は地方を重視する方向に政策の舵を切ろうとしている」とのべるなど、国の地方切り捨てへの評価の甘さも気になる。来年度、国の予算編成の基本方針でも「一層積極的に地方行革に取り組む」としている。地方交付税を5兆1千億円も大幅削減した水準を増やす意図はまったくなく、法人二税で3千億円を「格差」の是正に、暫定措置として使うにすぎないのに・・・
日本共産党と緑心会からは、田頭団長が代表質問に立つ。18日(火)10時より
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