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尾崎知事 自民質問への初答弁

 三石議員が、特に自主憲法制定や教育の国家統制の立場でかなり熱く語っていたが、結構、さらりとした、自民党から言えばがゆいと感じがする受け答えだったのでは・・・ 
以下、正確ではないが、感想的に・・・
・多選問題 4年に一度審判をうける。今はこの4年のことしか考えてないとまず優等生の答弁。多選は弊害をうみ自分は3期12年と考えている。法で制限するのは、住民自治に反し、住民の選択を制限するので消極的だ。
・不祥事発生による退職金の減額の新設  国の制度に準拠。あらかじめ規定をもうけるのは適切でない。
・憲法  知事会が、住民自治、団体自治、財政的な自立を憲法に書き込むよう提言している。地方自治の充実につとめるよう声をあげていく。と愛国心や伝統など強調した問題には触れず。

・地方間格差の是正  法人二税の振替、交付税特別枠などの国の対策は「第一歩として評価」と声を強めに発言・・・このあたりの認識が甘い。 
・産業関連では・・・一歩一歩すすめていくと、目標数値を持てるものと持てないものがあると慎重な発言
・少子化対策 三石議員が、安心して働ける労働政策と子育て負担の軽減の家族政策をすすめるフランスの例を出して、対策をもとめたが、これは自民党がまったく逆の政策を進めている。よく言えたもんだ。知事からは「多額の費用がかかり、国の制度にかかる問題。まず国の責任で」と言われた。
・教育 改悪基本法と教育三法については、まあ、あんなもんだろう。思い入れがあって答弁したという感じはない。日の丸君が代の指導を求めた質問には「発達段階に応じて行われるべき」と答弁。また、知事は「土佐の教育改革の方向性は正しい」「その成果、課題をじっくり総括と、次ぎの改革にいかすために教育長に残ってもらった」・・・ 否定してもらいたかった土佐の教育改革も「参加と共同など方向を正しい」といわれ、敵視してきた大崎教育長が辞任しなかった(知事が強く慰留した)のが、よほど悔しかったのか。第二問でも、教育長が続投した経緯については「説明はよくわかった」が言いながら、教育長に「いったん口にしたことを撤回したことは教育に負の影響を与えた」と難癖をつけていた。

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