高知市政の選択 谷崎治之さんの訴え
( 明日から高知市長選です。谷崎治之さんの訴えを紹介します。)
医療、介護、子育てと教育費の負担増――国のくらしと地方切り捨ての政治のもとで、市民の暮らしは大変な状況です。市政ががんばらないといけない時です。ところが高知市は、前市政からの大型事業の野放図な拡大、国の法が失効したもとでも同和行政への巨費の投入などで危機的な財政状況に陥ってます。一方で国保料の連続値上げ、就学援助制度の後退、ゴミ袋有料化など市民犠牲に突き進もうとしています。
私たち「みんなの会」は過去の市長選で「大型事業偏重は、財政破たん、市民犠牲の道」と厳しく批判してきましたが、それが現実のものとなろうとしています。市政の流れを切り替えなくてはなりません。
◆大型事業、同和事業みなおし、暮らしを応援します。
競輪場、かるぽーとなど大型ハコ物事業を推進し、同和事業に年間十億円もつぎ込んできたのが財政危機の原因です。計画されている一八〇億円のハコ物事業を抜本的にみなおし、暮らしを応援します。
◆国保料を引き下げます。「高すぎてはらえない」--国保料の連続値上げに悲鳴があがっています。高知市独自のお年寄り、障害者などの国保料の軽減制度を守ります。
◆介護保険料の軽減制度を充実します。障害者が福祉サービスを安心してうけられるよう改善します。
◆若者雇用促進課をつくります
新しく若者雇用促進課をつくり、若者就職応援セミナーを拡充し、地元企業への若者の雇用拡大をはかります。雇用をめぐる相談にもとりくみます。
◆保育料を引き下げます。就学援助制度を守ります
子どもの医療費無料制度の所得制限をなくします。中学一年生から順次三〇人学級を導入します。国保料を引き下げ、くらしをまもります。
◆追手前小学校を残し、人が住む中心街をつくること、マンションの高さ規制や歴史、文化を生かしたがまちづくりをすすめます。
◆国の悪政とはきっぱり対決します。
みなさん、市民と各種の団体、日本共産党市議団が力をあわせ市政の前進面も築いてきました。障害者自立支援法の独自減免は、市は当初、「財政難でムリ」と主張していましたが、実施に踏みきらせました。土佐橋高架遊歩道を「25億円のムダな事業」と市民に問題提起し、凍結に追い込みました。30人学級・子どもの医療費無料化を県政と力をあわせ、一歩一歩前進させてきました。「旭地域にお風呂を」の願いを実現してきました。
市政のトップが変われば、いっそう暮らしを守る市政にすることができます。みなさんと力をあわせ暮らし第一の高知市をつくります。どうかよろしくお願いします。
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