高知の軍港化も県政めぐる選択肢
自民党の国会議員が高知の浮上策として、「核廃棄物処理施設とが自衛隊や米軍基地をもってこい」と県幹部の話し合いで発言したのは以前も書いた(高知民報のホームページに、情報公開で取って発言内容そのものが載っている)。
実は、今度の県のトップの選択で、そのことが現実味を帯びるかもしれない。
1つは、07年3月刊行された「国防の論点」(PHP出版)で、森本敏氏(拓殖大教授・海外事情研究所長、防衛大卒・外務省情報局安全保障政策室長という経歴。本は石破茂防衛大臣と民主党の長島昭久衆院議員・・・安全保障のプロ三人が語る真相、と宣伝されている)が宿毛湾の軍港化について言及している。
。「それから、実は佐世保には、船舶の修理に用いられる肝心のドライドッグ(乾船渠)がありません。空母が入るときにも沖合に停めないといけない。それくらい、施設そのものに制約がある。ですから、喫水の深い、空母が寄港できる港を、佐世保以外にもう一つつくったほうがいいと思います。私の頭の中にあるのは、四国の西端にある宿毛湾です。ここは旧軍のときに連合艦隊が入港していた。単なる艦艇ではなく「連合艦隊」がそっくり入る、喫水の深い天然の良好なんです。しかも米軍の岩国基地に近い。日本から見て西側のオペレーション、つまり東シナ海や南シナ海にいつでも展開できる喫水の深い天然の良好です。もう一つ空母が寄港できる港を探すべきだった。いまでもそう思っています」。そして、長島昭久・民主党衆院議員が「相模原にしろ、いまのお話にしろ、次回以降の課題なんでしょうね」と米軍再編問題にかかわって議論している。昨年の突然の宿毛の米ミサイル艦艇の入港。港湾調査が目的と言われている。入港の話をもっていったのは自民党県議。自らマスコミに語っている。もう一つは、核のゴミ捨て場。4党「大連立」の人は、反対と明言してない。市民運動のアンケートで明らかになった。
橋本知事は、外務省に非核証明を要請し、核のゴミ捨て場には抗議した。それを打倒しようと03、04年の知事選で徒党を組んだ勢力が、今回も財務官僚を推す中心部隊となっている。こういう国政との関係も含め問われた選択と思う。
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