個人情報栄えて、人命滅ぶ・・?!高知市長
週刊新潮11月29日号に“「HCV患者の命」より個人情報を大事にした「高知市長」”という記事が出ている。すでに3年前に高知医大病院は、患者に対しフィブリノゲン使用の告知をし、検査をうけるよう文書を送付した。住所が変わった可能性があるため、県下31市町村に照会を要請したが、高知市のみ、個人情報保護を理由に「回答できない」との返事だったというもの。病院長は直談判もしたとのこと。 市長の弁明ものっていますが・・・ 同記事は「個人情報栄えて、人命滅ぶ」と締めくくっている。 政治家になりきれない、行政マンらしい(真摯の職員にはゴメン)対応だなという感じです。
再選されれば、真相はどうだったのかもふくめ、市長の基本姿勢が問われる問題として、議会で論議されることになるでしょう。
薬害肝炎に関しては、私たちは、患者・弁護士グループの訴えを聞いて、昨年7月に県と高知市にそれぞれカルテ保存を申入れました。県は「裁判結果もあり保存の必要性は考えていた。ただ、量が膨大であり、弁護団と相談のうえ、産科関係のカルテ保存を考えたい」との前向き回答があり、市も県の対応をつたえたところ「県と検討して対応する」との返事でした。その一方で、こんなことがあったとは・・・
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はじめまして。
週間新潮を読みました。
この市長の判断には理解できません。
原則公開をもとにすれば、公開理由は十分だと思います。
市長の判断か、職員の判断か、はっきりしてもらいたいです。
元職員より。
Posted by: 山岡キャスバル | November 22, 2007 10:53 PM