大阪市長選 民主党と「解同」
大阪市で、自民、公明の推す現職をやぶり、民主党の推す新人が当選したが・・・ 本当にの姿が伝えられていたのかと思う。大阪市ではこの間、乱脈な同和行政のもと、「解同」系病院への320億円の巨額の乱脈補助・貸付金事件、そして「解同」飛鳥支部長のすさまじい利権あさり、そして理事長の逮捕、さらには元暴力団組長らへの健康保険証の不正取得にからみ市幹部職員が逮捕、スーツ支給やヤミ年金・退職金など市職員への常識はずれの厚遇・・・これらの背景には「解同」と、それと一体となった自治労の横暴があった。市民もマスコミも厳しく批判したのは記憶に新しいところだ。
こんど当選した民主推薦の候補は、「解同」と市の職員組合が推薦した人物。
市民の乱脈行政への批判。その結果が、乱脈の主犯におされた人物が首長になった。改革を言う人物が最も改革から遠かった。レジスタンスの詩人。アラゴンが「戦争は、常に平和を掲げてやってくる」という鋭く批判したことがあったと思ったが、そんな皮肉さえ感じる結果である。真の対決点、姿を知らせるというのは、本当に力がいる事業なのである。それは、真に支配勢力に迫っていくたたかいだから・・・ 市長選がはじまり、現職の出陣式で盛んに「県市一体」が叫ばれたそうだ。県での同和行政と箱もの行政の復活・・・それ以外に、「一体」となる方向はない。一体だからいいという根拠はないもない。むしろ一体だから危険がますことがある。要は事実をきちんとおさえることである。
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