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「生かす」…財政危機から学ぶもの 

 「宿命」とは、どこかで聞いたテレビ番組のモチーフだが・・・数日、地元紙で、財政危機の原因となった大型事業に「必要だった」とか「誰がなってもそうした」とか、の話がならんでいる。災害対策におわれた高知市が、次の段階で都市基盤の整備に一気に進んだ。それが「宿命」だと。もちろん、「実施時期を考えるべきであった」とか「偏りすぎの見方かもしれない」とかの条件つきの話ではあるが・・・ しかし、「清掃工場は、ゴミ増加を前提としている、ゴミ減量化という流れのもといかがなものか」「三日間の国体のために200億円かけて、競輪場を改築するのは問題だ」「国体プールは、必要なら仮設で対応したらどうか」「かるぽーと。中央公民館の移転分の40億円は見直したらどうか」など、論戦をはってきた。

98年の市長選の前に、故横山元市長が、財政運営で「心配だ」と語っていた。当時から、そうした心配の声、批判の声はあった。それよりは生活支援を、の声・・・ 結果として、どの主張に道理があったのか、ということである。この施設をどう生かすのか、と地元のコラムはかたっているが、その前に、そうした施策に走ったことの意味を、今後の財政運営に「生かす」ことが大事だと思う。もし本当に必要な施設なら、どこも大いににぎわっているはずであり、批判や使用停止の対応などはてでこない。
 施設をどう生かすかが問題だ・・・という論点のミスリードだと思う。駄目だった施策から学んで、今後に生かすことが今もとめられていると思う。
 ところで、選挙はホント暗闇。発行が許された個人ビラ13枚。これは、候補者カーの音の届く範囲と個人演説会以外は、新聞折り込みでしかまけない。配布できるのは頑張っても3万枚。あとの10万は折り込み。ところが、地元紙には、選挙向けの特別料金がある。普段はA4の折り込み3円20銭なのに、選挙ビラは4円になる。全国氏はそんなことなく2円70銭(二円台後半はまちがいない)。金がないと選挙できないシステムになっている。それに便乗して、独占的なシェアを武器に特別料金をとる企業もいるから・・・なかなか大変なのである。

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