県政改革の前進を 国松勝さんの訴え
【国松勝さんの訴えを紹介します】
こんにちは、国松勝です。
このたびの知事選挙は、橋本県政がすすめてきた開かれた県政をさらに前進させ、暮らしを守る新しい県政を築く大事な選択です。私は、利権としがらみの県政の復活を許さない、県庁を国の下請け機関にしてはならない、という強い思いから決意をいたしました。
私は、子どもの医療費の無料化や30人学級、ゆがんだ同和行政の終結など県政を前進させる運動をみなさんと一緒に取り組んできました。県民が主人公、暮らしを守る県政をさらに前進させるため全力をつくします。どうかよろしくお願いします。
さて、私が第一に訴えたいのは高知県の産業を県民の力で立て直し、希望の持てる高知県にしようと言うことです。
国の地方切り捨ての政策のもとで高知県はどうでしょうか。県の重要な産業である農林漁業は、輸入自由化で衰えています。コメの値段は生産費の半分にもなりません。重油高でハウス園芸も大変です。中山間地は崩壊の危機に直面しています。
県の財政は、三位一体改革にり、年400億円の財源カットで、必要な公共事業もできなくなっています。
このまま黙って故郷が荒れ果てるのを見過ごすわけにはいきません。私は、このような国の地方切り捨て、農業切り捨てとたたかい、県民の知恵と力を結集し、ふるさとを再生していきます。食品の検査体制を一本化し、安全・安心の高知ブランドを確立します。県民の胃袋は地元でまかない、県内自給率を100%に引き上げます。林業の作業道を抜本的に整備し山をよみがえらせます。県内には高い技術力をもった中小企業がたくさんありますが、その支援をさらに強めます。
私は県労連委員長として働く人々の生活と権利を守り、また、生活協同組合運動の役員として、食の安全や生産者との交流など、みなさんと歩んできました。この経験を生かし、しっかりした経済基盤を創り上げるため、全力をあげる決意です。
2つめは人づくりに力を入れてとりくむことです。「希望ある高知県」をつくるうえで、人づくりは最も大切な課題です。 ふるさとの自然、歴史、文化を知り、時代の動向をつかみ対応できる人材が求められます。私は、高校教員31年の経験を生かし、少人数学級の拡大など学校教育の充実をはかります。地域で頑張っておられる各分野の専門家、技術者と大学との連携と交流を深め、新しい人づくりのシステムを確立します。
3つ目は、安心して住むことのできる高知県にしたいということです。高知県は、全国でも指折りの高齢者が多い県です。ところが国は来年4月から高齢者医療制度を改悪し、75歳以上の高齢者を医療から締め出そうとしています。絶対に許すことはできません。私は県民のみなさんの先頭に立ち、制度改悪の中止を国に迫る決意です。高齢者や障害をもった方、子ども達を大切にする県政をつくっていきます。
くらしと地方を切り捨てる国の政治にさきの参議院選挙ではきびしい審判がくだされました。今、国民、県民が政治を動かしはじめています。私は、みなさんと力をあわせ国の悪政と対決し、県民を守りぬく決意です。
どうかよろしくお願いいたします。
暮らしと平和をまもる教育者 / 国松勝さん プロフィール
◆県立高校教諭として県下の高校に31年勤務。◆県労連委員長として雇用、生活と権利を守る。県教組委員長として「土佐の教育改革」に参加。◆2002年、高知大学大学院修了。地域経済論を学ぶ。◆05年から県生活協同組合連合会専務理事、県の消費者保護、食の安全・安心推進の各審議会委員など歴任。◆絵画は一水会会友。今年4月、県立美術館企画展「日曜市・台所から観光名所まで」に作品11点が展示。
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