正直に語る時! 高知市の危機的財政状況
アウトソーシングとか色々言っているが、どれだけ財政問題に限っても危機を乗り切る効果があるのかいっこうにはっきりしない。実質公債費比率が20%を超え、借金返済のピークはまた6年先という状況。この危機的状況を市民が共有できているだろうか。一番の問題は、松尾前市政から続く、ハコ物行政、同和行政の継続を根本的に反省せずに、ごまかしながら、支持者向きにはいい顔して、「あれもやります」とか言っている無責任な姿勢にある。「財政のプロ」とか言うが、この間やってきたことは、借金の借り換えによるくりのべ、国保への4億円の一財投入停止、下水道への一財投入停止(三年間で20億円。今は、平準化債という借金でごまかしている)、土地開発公社や学校建設公社への利子分への一財の無投入(土地開発公社だけでも20数億が利子分でたまっている)、地方交付削減の傷の手当てとして新設された地域再生事業債(交付税参入なし。100%借金)の満額発行・・・など当面のつじつまあわせでしかない。
今、必要なことは状況を市民に正直に話すこと。そして失政を反省し努力すること・・・ 「病気と借金は隠していてはなおらない」のだ。
執行部は言わなだろうから、市長選で訴えるつもりだが、職員組合も、市民に対し「現状はこうだ」と大キャンペーンをはる時にきているのではないだろうか。
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