高知青年雇用実態 記者会見へ
昨日、沖縄から上京した青年の派遣労働者3人のたたかいが放送されていた。なかなかよい番組だった。ヒップポップが好きで、いかにも・・という格好でいながら、だますつもりで募集広告を出すやり方が許せない、モノ扱いする仕事のやり方はゆるせない・・・と真剣にとりくむ姿がよかった。当然、NPOなどサポートがあってのことだが・・・
さて、高知の青年が、コンビニ前などで、雇用の実態を聞き取った内容を27日、県政記者クラブで発表する。
。「青年雇用実態ファイル」という冊子をつくっている。200数十人の実態、生の声を収録。
私たちも行政が助成し、誘致した企業の誇大広告社会保険を入れていない実態などの改善を議会でももとめてきたが、同ファイルをみた雇用関係を担当る行政の方は、「雇用問題では経営者とは話すが、若者の声を聞く機会はほとんどない。こういう資料はありがたい」と語っていた。
「格差社会」を告発しただす若者の運動は輝いて見える。さて、記者会見を、どうマスコミが報道するだろうか。
沖縄の青年のたたかいも、マスコミが同行したのが大きかったと思う。違法・無法を天下にさらすことが、極めて大きな圧力になるからである。
あとさきの番組で沖縄の青年が「沖縄は、本土に基地で駄目にされ、派遣で駄目にされ。沖縄の若者が本土に駄目にされて沖縄の未来があるのか」という趣旨のフレーズを県行政に迫るシーンがあるが・・・ 沖縄の置かれている位置を象徴している言葉のようで印象にのこった。
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