偽装
この間の靖国派の破綻、孤立ぶりをみて、ミートホープのひき肉偽装とどうも重なってしまいます。
靖国派の破綻では、25日の高知市議会では、日本共産党の林議員の追及にたいし、教育長は「教材に不適切」とし、同DVDが今後、学校に直接送付されるケースも想定して「六月の定例校長会で使用禁止を指示した」と答弁した。同質疑を報じた高知新聞の見出しが「靖国DVD」という表現。すっかり市民権を得た名称になったようだ。
戦争美化するおぞましい内容に対し、市教育長ぐらいはっきりもの申してほしい。ちなみに、新聞報道は、控えめなトーンで教育長の発言をつたえている。
もう1つは、米下院外交委員会で、「慰安婦」問題で、日本政府に公式謝罪をもとめる決議が圧倒的多数で可決さけたこと。安倍発言、ワシントンポストの全面広告が、決議を「後押し」する結果となった。
3つめは、沖縄の集団自決を教科書から消し去ろうとする策動への沖縄からの怒りの抗議。
・・・ この3つに共通するのは姑息さ。慰安婦問題では、河野談話を維持するといいながら、日本会議など戦争賛美の運動に参加。閣僚をはずれれば好き勝手発言している。靖国DVDでは、当初、文部科学省のお墨付きで教育現場に持ち込もうとしたが、国会の追及されると、委託の教材に含まれてないとか言い出す。集団自決では、「教科書検定があり、政府としものは言えない」など・・・
「誇り」とか「美しい国」とか掲げているが・・・ごまかし、言い訳がみっともなさ。ミートホープのひき肉偽装とどこか似ているように感じませんか。
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