自衛隊と報道機関は同じ?!
自衛隊の国民監視活動について、久間防衛相は「マスコミも一般にパチパチ撮っている。取材の場合は良くて自衛隊の場合はだめだという法的根拠はない」と述べましたのだが、この人は、権力側の自衛隊の行動と、国民、報道機関の行動を同列におくのだから、まるで憲法がわかっていない。
近代立憲主義は、国民の権利を守るために、国家権力の濫用を縛ることに立脚している。だからこそ、最高裁でも、警察でも撮影が認められるのは犯罪の証拠保全の必要性がある場合などだけで、正当な理由なく個人を撮影することは憲法13条に反すると判決がおりている。というか、自民党の改憲案は、この近代立憲主義を否定し、「国防の義務」や「公益や公の秩序」による基本的人権の制限など、憲法の構造を180度転換させたものになっているが、発想は同じで、戦前の「国柄」を「美しい国」と懐かしむことと流れは一致している・・・ 自衛隊といっしょにされて報道機関が怒らないはずがない。地方紙は奮闘している。それにしてもNHKの腰砕けの放送。不祥事も続いているようであるが、一方で、安倍首相のサミットでの記者会見をダラダラと流して・・・ これでは国民のための放送局とは言えまい。
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