振り込み詐欺
「保険料だけ払わせといて、年金ははらわない。振り込み詐欺と同じ」・・昨日、演説会での小池晃氏の例え。この人の話は小気味がよい。 だいたい政府は、集めるのは差し押さえも含め熱心だが、支給とか、減免制度とかはやたらと自己申告しなくてはならないものが多い。
たとえば、住民税の増税の一因である老年者控除の廃止。障害者、寡婦の方はその控除が残っている。障害者手帳などもっていれば、申請の必要はないが、自治体に要介護認定の証明書を発行してもらえれば、住民税や介護保険料が減免できる。そういう人はピックアップできないかというと、自治体内のデータを照合すれば簡単にてでくるのである。税、国保、介護保険料なお知らせの文書には、こまごまと書いており、控除や減免のしくみも複雑で、なかなか分かるものではない。もっと分かり易くならないもの゛たろうか。
通知文書、ひとつとっても工夫がいる。ついでながら、通知文書の中に、いつの国会でどこの賛成で、この制度ができたのか、わかるようにするのは、どうだろうか。政治への関心がぐっと高まると思うが・・・
« 性奴隷問題 国際舞台で決着を | Main | 高知青年雇用実態 記者会見へ »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 〈全国行動声明〉 日本政府および日本メディアは日本軍「慰安婦」訴訟判決を正しく受け止めよ 1/14(2021.01.18)
- 実施差押え禁止債権の強制徴収~ 宮城県と大崎市 全額返還・徴税業務改善で和解 仙台地裁(2021.01.16)
- 世界と日本の再拡大に立ち向かう ~科学にもとづく政策転換を 児玉龍彦氏 資料(2021.01.16)
- 感染症法等の改正に関する緊急声明 日本医学会連合 1/14(2021.01.15)
- 少人数学級の根拠の在り処--財務省の「エビデンス論」を批判する(メモ)(2020.12.29)
Comments