自民、公明候補の訴え
県議選がスタート。政策と行動を訴えて県民の審判を仰ぐ大事な機会。きちんと訴えないといけない。療養ベッド削減で、自民党候補、「医療難民が出る」、公明候補「医療難民、介護難民が出る」と自然現象のように問題を語るが、おいおい医療制度改悪で、そうしたのは自民党、公明党だろうが・・・
「必要だから実行したというのが筋。県議会では公明党議員は「持続的な制度にするための改革」と自賛していたのに。それに地方切り捨て問題。応援の自民党国会議員は「グローバル企業だけが栄えるようでは、私たちには絶望しかない」、自民党候補「小泉改革で地方は大変になった」・・・誤るのが先決だろうが!人ごとのように言う。あげくの果ては、先の国会議員は、地方切り捨ての怒りを「○○候補の当選で示してほしい」という主旨の話。そうそう「農業を守る」という自民党の候補もいた。品目横断的経営安定化政策で、小中の農家を切り捨てる政策を進めているのが自民党なのに・・・ これも厚顔無恥の極み。
もうひとつ呆れたのは公明候補の実績宣伝。沢山やった中で2つだけ紹介するとした1つ目が、県の母子家庭等就業・自立支援センターの話。「03年12月議会で質問したら04年2月に出来た。たった二ヶ月でできた。普通はないこと」と「実力」を披露した。しかし、02年11月の国会で法が決まり、03年2月県議会で、県は新規事業として母子家庭等就労支援事業をすることを説明し予算も決まっていたもの。同候補が、もうひとつ挙げた、高知市の神田地域の浸水問題。鏡川水系の吉野川。大雨がふると水が逆流し浸水するので逆流防止柵が設置されたのだが、「05年の2月県議会で質問した。2月議会は予算案は決まっており、新たな予算のかかる提案は受け入れられないが実現した」と豪語。しかし、これも過去の台風での災害でかねてから問題となっており、逆流防止柵が有効となって03年に現地調査もして順次実施が決まっていたもの。な~んだ、すでに決まったていることを、事業実施の直前に聞いただけの話。それを「普通はありえない話」などと堂々と言うのだから厚顔無恥として言いようがない。たくさんやった実績のうち特に紹介した2つがこれだから・・・。
ところで公明党に不協和音があるらしい。岡村高知市議は、今年64。公明党は在職中に65歳を超える議員は引退する「定年制」を売りにしているが。彼は残る。池田先生の決めた「定年制」を無視して出るわけである。今の公明の高知市議団で多少とも行政のことがわかるのは彼しかいないので・・・そうなったのだろうが、民間保育園の理事をしていた時、集めた保育料で海外旅行した人物でもある。
今度の選挙。悪政を推進し、それをごまかす勢力にきっぱりとした審判を下す必要がある。その期待にこたえられるよう頑張りたい。
「高知県政」カテゴリの記事
- 2024.11地方議員学習交流会・資料(2024.12.02)
- 24年9月 意見書決議・私案 「選択的夫婦別姓」「女性差別撤廃・選択議定書」(2024.09.05)
- 24年9月議会に向けて 意見書・私案1(2024.08.31)
- 202408地方議員学習交流会資料+α(2024.08.15)
- 「消滅自治体」 なぜ「若い女性減」だけ? 若い男性も同様に減少(2024.06.01)
Comments