県議会 核廃棄物処分場決議
「自民党」案の決議が通ったという一部マスコミの報道は誤報。当初、決議案に難色しめしていた自民党が、「まずい」と感じたのが、決議案を用意してきた。問題は、最後の部分。“住民、議会の理解がえられてないから調査を行うべきではないし、町議会の議決を経てない段階で、国は慎重に対応せよ”という主旨のもの。反対ではなく、議会が議決したら(現在一票差で反対)、ゴーサインを県議会で認めることになり、もし1人の議員が考えを変えたら、今回の町長の独断専行にお墨付きを与える内容のものだった。
これは、とても容認できないと、「調査を行うべきでない。」と明確に区切り、県議会の意思を明確にすること。「町議会・・・」の文言は削除し、「抜け道」をなくすこと。これが最低限の線で交渉し、県民世論を背景に、その内容に変えてたというのが真相である。「容認」に抜け道をつくる自民党案から、文言の歯切れの悪さはあるが内容は180度違うものになった。徳島県の決議も民主主義のルールの問題で反対している決議である。 この問題だけではないが、まったく本質が報道されてないので、一言のべておきたい。
知事は、県民全体の問題だから、県議選に出る候補者は、マニフェストで態度を明確にすべき、と今日の提案説明の中で、異例のメッセージを発した。各地でおこる動きの背景に自民党の議員がいることは周知の事実。鼻っ柱の強い知事らしい、と思いながら聞いた。
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