最低、最悪の百条委報告
今日、百条委の報告が多数で可決さけた。「疑惑」を解明するといいながら、委員が要求する新たな証人尋問を否定し、委員会での発言を封殺し、委員長報告案を、吟味も難しい今日の10時に出し・・・と、結論ありきで運営された百条委は、ことの真偽をこえて県議会史上最悪、議会の権威を傷つける汚点を残す結果となった。
内容も、三段論法にもならない、事実を無視したものであり、04年の、知事に不当要求を拒否された土建業者が自民党に2500万円の献金をし、県政転覆をねらった百条とまったく同じ。地元紙の姿勢もまったく変わりがない。都合のいい解釈を前提に、つぎの論証では確定された事実であるかのごとくして、また次の論証にいく。論理学のテストなら、零点だろう。疑問のある方は、地元紙の「情報」に頼らずに、ぜひ、一連の生の資料をよんでほしい。出資と融資が一体というのは、システム的にりたたないし、金融自由化の波のもとで、漁業の信用事業を破綻させないで、健全化させるという大事業の背景も無視している。知事も、ビジネスライクでいく、といい、融資にからめた出資はできない、と指示してきた。それらの事実は完全に無視されている。そういえば、「知事の首をとる」と幹部が言って、偏向した報道をした04年の百条委にかかわる報道で、地元紙の反省をきいたことがない。。また、よこはま水産問題で私たちが95年にすでに問題にしているのに、それを無視したことの反省も聞いたことがない。
同和行政の転換という全国的にも画期的な転換を築いた意義を無視し、 きびしい経営状況がつづく、漁業支援を、党利党略のために踏み台にするやり方は、必ず審判がくだらなてはならないと思う。
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